1: 2021/02/20(土) 13:01:18.80
今回、北海道幌延(ほろのべ)町の深部地下の水から、なんと硫酸で呼吸する新種の細菌が発見されました。
この研究は微生物新種記載の上で最も権威ある科学雑誌「International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology」にて、2月16日に発表されています。
酸素の代わりに硫酸で呼吸する細菌
今回報告された新種の細菌は、主に硫酸イオン(SO42-)を使って呼吸を行い、硫化水素(H2S)を発生させる細菌です。
こうした性質を持つ細菌は、硫化還元細菌と呼ばれていて、海洋堆積物や熱水噴出孔、石油生産施設などさまざまな場所で発見されています。
今回見つかった細菌はデスルフォビブリオ属(Desulfovibrio )に分類されるグループで、現在までに50種以上が報告されています。
しかし、陸の地下環境から発見されることは非常に稀で、世界でも4例しか報告がありません。

この研究は微生物新種記載の上で最も権威ある科学雑誌「International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology」にて、2月16日に発表されています。
酸素の代わりに硫酸で呼吸する細菌
今回報告された新種の細菌は、主に硫酸イオン(SO42-)を使って呼吸を行い、硫化水素(H2S)を発生させる細菌です。
こうした性質を持つ細菌は、硫化還元細菌と呼ばれていて、海洋堆積物や熱水噴出孔、石油生産施設などさまざまな場所で発見されています。
今回見つかった細菌はデスルフォビブリオ属(Desulfovibrio )に分類されるグループで、現在までに50種以上が報告されています。
しかし、陸の地下環境から発見されることは非常に稀で、世界でも4例しか報告がありません。

今回の報告された細菌は、陸域地下環境で見つかった5例目の珍しいものであり、さらに日本国内では初めての報告となるため、非常に貴重な発見と言えるのです。
※引用ここまで。全文や参考文献、元論文、画像は下記よりお願いいたします。
https://nazology.net/archives/83415
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