動物愛好net

動物に関する情報、ニュース等を中心とした2ちゃんねるまとめブログになります。

1: しじみ ★ 2018/04/19(木) 12:14:53.96 ID:CAP_USER
 普段は単独で行動するウバザメ(Cetorhinus maximus)だが、
1000匹以上の集団が米国北東部沖で確認され、専門家たちを困惑させている。

 この群れは、絶滅が危惧されているタイセイヨウセミクジラの航空調査中にたまたま写り込んだもので、
過去数十年間の記録を詳しく調べるなかで発見された。
この研究結果は3月7日付けの学術誌「Journal of Fish Biology」に掲載された。

 世界最大の魚類であるジンベエザメに次いで、ウバザメは2番目に大きく、
体長は9メートルに達することがある。世界中に生息し、泳ぎは緩慢で、ろ過摂食でエサを取る。
人間に危害を加えることはない。(

 体は大きいが、主に深海にすんでいるためウバザメの追跡は難しい。
今回のようなついでの発見でもない限り姿を見せないので、データがなかなか集まらないと、
米海洋大気局(NOAA)北東漁業科学センターのフィールド生物学者で、
今回の調査を率いたリア・クロウ氏は語る。
「私たちの研究の目的は、偶然に頼らずにデータを集められるようになることです」

 クロウ氏らのチームは、1980年から2013年の間に、
カナダのノバスコシア州から米ロングアイランド島までの沿岸沿いで報告されたウバザメの大集団の記録10件を精査した。
すると、2013年11月5日に米ニューイングランド南部の沖で撮影された写真から、
少なくとも1398匹が一堂に会していたことが明らかになった。記録破りの匹数だ。

 データベースにあるおよそ1万件のウバザメ目撃記録を氏らが調べたところ、
その99%は7体以下の群れだったという。

■群れには子どもも

 サメの専門家は、ウバザメが群れを作る理由についていくつかの仮説を立てている。
他の種のサメは、エサを取ったり交尾したり、敵から身を守るために群れをなす。

 2013年に目撃された群れには子どもも何頭か混ざっていたので、
交尾のためではなく動物プランクトンを食べるために集まっていたのだろうと、クロウ氏は考えている。

 また、ウバザメはエサを食べるときに口を大きく開け、泳ぐスピードが落ちるので、
お互い列をなして水の抵抗を抑え、体力を消耗しないようにしているのではないかと、論文では推論している。

しかし、空からの調査だけで詳しいことはわからない。

「航空調査の結果は興味深いですが、これだけでは、
プランクトンの密度など環境的要素についてはあまりわかりません」と、クロウ氏は言う。

■謎多き神秘のサメ

 米マサチューセッツ州海洋漁業部に所属する上級漁業科学者のグレゴリー・スコマル氏もまた、
航空データだけでは集団を作る理由まではわからないと話す。

 スコマル氏はウバザメの集団と一緒に泳いだ経験もあるが、データ収集のために人を送り込んでも、
人間がいることでサメがいつもと違う行動をとる場合があり、すすめられないという。

 このような集団を見ると、「サメの神秘性はますます高まります」とスコマル氏。
なお、氏はこの研究に関与していない。

 だが、科学研究は一般市民の手を借りることもできる。
モス・ランディング海洋研究所の太平洋サメ研究センターは、
「ウバザメを見つけよう(Spot a Basking Shark)」という市民科学プログラムを企画し、
協力を呼び掛けている。(参考記事:「市民科学の始まり、1833年の流星雨」)

 ウバザメは、生涯の約90%を海の深いところで過ごし、残りの10%を水面近くで過ごす。
そのため、どんな目撃情報でも助かると、プログラムのディレクターを務めるデイブ・エバート氏は言う。

■「懸念される種」

 また、ウバザメが減少している海域があることからも、できるだけ多くの情報を得ることは重要だ。
NOAAは2010年に、太平洋北東部のウバザメを「懸念される種(「種の保存法」に指定されるには至らない種)」に指定した。

 20世紀に、肝油や皮を目的に乱獲され、米西海岸で減少した。そして、今なおその数は回復しないままだと、
エバート氏は言う。
 だが、「少ないとはいっても、元々の基準値がわからないのです。
姿が見えないからといって、全くいないわけではありません」とも付け加えた。


関連ソース画像
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/041800178/ph_thumb.jpg
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/041800178/shark.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/18/041800178/

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1: しじみ ★ 2018/06/04(月) 16:34:10.62 ID:CAP_USER
日本に生息する両生類のアカハライモリは生涯にわたって尾だけでなく、
目や脳、心臓の一部を切り取っても再生する。ほかの動物にない高い再生能力に、
赤血球が深く関わっていることを筑波大などの研究チームが明らかにした。
再生に必要な物質を運ぶ「薬のカプセル」のように働き、再生を促すらしい。

 アカハライモリは、本州や四国、九州地方に広く生息する日本の固有種。
研究チームは、成体になっても再生能力を失わないのは、
進化の過程で獲得した遺伝子が関係しているとみてイモリの脚の再生過程を調べた。

 その結果、切断された脚の組織に含まれる未成熟な赤血球で、
これまで知られていなかったイモリなどに特有の遺伝子「Newtic1」が働いていることを突き止めた。
この未成熟な赤血球は、脚の傷口に無数に集まって集合体をつくり、
組織の再生に必要な酵素や、
筋肉などに分化した細胞を未分化の状態に戻す作用に関わる物質を分泌していることがわかったという。

 筑波大の千葉親文(ちかふみ)教授は「イモリの赤血球は酸素を運ぶだけでなく、
薬のカプセルのように再生に関わる様々な物質を運んでいるようだ。
今後の再生医療研究に生かしたい」と話した。

 英科学誌サイエンティフィック・リポーツに研究成果

https://www.nature.com/articles/s41598-018-25867-x別ウインドウで開きます)が掲載された。

朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASL5Z2WFBL5ZULBJ001.html

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1: 野良ハムスター ★ 2018/05/29(火) 10:20:03.25 ID:CAP_USER
ペトリ皿で培養したヒト細胞とニワトリの胚を合体させることに成功したそうだ。これは生命の発達を理解することが目的だったが、ショッキングな実験であるかもしれない。

成長中のヒトの胚の中にある特定の細胞が、筋肉や骨、あるいは神経などに姿を変える仕組みはまだ理解されていない。しかしアメリカ・ロックフェラー大学の研究者によって状況は一変した。

■ペトリ皿でヒト細胞とニワトリの胚を接木

『Nature』に掲載された研究によると、アリ・ブリバルー博士の研究チームは、ペトリ皿で培養したヒト細胞をニワトリの胚に接木し、それが組織化する過程を観察した。

いわゆる「オーガナイザー細胞」は、細胞の上・下・後ろを形成し、人の姿を形作る上で重要な役割を果たしていると考えられているが、今回の研究はその内部メカニズムを明らかにしたものだ。

■ヒトとニワトリのハイブリッドが実現

実験には、ヒトの胚を使った実験にまつわる倫理問題を回避するという目的があった。アメリカをはじめとする各国では、14日以上経過したヒト胚を利用することが禁止されている。そこでヒト胚性細胞から派生する胚状構造を育てることで、規制の回避が図られた。

その次のステップとして、細胞を受精から12時間後のニワトリの胚(受精後14日のヒトに相当すると考えられる)に接ぎ木した。

するとニワトリの胚が成長するにつれて、オーガナイザー細胞は第二のニワトリ神経系を形成し始めた。つまり医学における革命的な発見である。

■ヒト胚を使わなくても実験が可能に?

ドイツ・ホッケンハイム大学のマルティン・ブルーム博士は、実際のヒト胚の使用に終止符が打たれるだろうと予測する。本質的な疑問に答えるためにヒト胚を使用する必要がなくなると予測されるからだ。

しかしブリバルー博士は本物の胚を研究する上での代理にはならないと考えている。「モデル化しようとする際に行われる他一切のことは、単純化し過ぎ」であるそうだ。

それでも例えば、ヒト胚の初期発達段階で生じ流産につながる欠陥の理解や、胚状構造とヒト幹細胞との比較による幹細胞機能の定義など、数多くの研究に役立つだろうと評価される。

研究チームは今後、ヒトオーガナイザー細胞が付近にある細胞にどのように影響を与えるのか究明に当たるそうだ。

このブレークスルーによって、ヒト幹細胞を特定の組織や構造に変化させる方法が理解されれば、内臓や組織を作るという再生治療の発展にも役立つだろう。

「ヒト胚性幹細胞と卵子には全情報が含まれています。それ以外のことは最初のドミノを押すだけのことです」とブリバルー博士は話している。

http://karapaia.com/archives/52260260.html

ヒト細胞をニワトリの胚に接木し、発達の初期段階を研究 image credit:Miodrag Stojkovic
http://livedoor.4.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/6/e/6e77af3e.jpg

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