1: みつを ★ 2019/12/30(月) 06:00:48.21 ID:ffWvoWNL9
https://www.gizmodo.jp/2019/12/all-the-species-declared-extinct-this-decade.html
2010年代に絶滅した種まとめ。絶滅のスピード、加速してます
この記事だけでも多数ですが…氷山の一角です。
ロンサム・ジョージは、ガラパゴス諸島のピンタ島に生存したピンタゾウガメ最後の生き残りでした。2012年のジョージの死は、そのカリスマ的な存在感から種の絶滅を語る際に完璧なストーリーになっています。

ピンタゾウガメの個体数は、19世紀に捕鯨従事者が食料として大量に捕獲したために激減しました。ロンサム・ジョージは1971年に動物学者であるJozsef Vagvolgyiが発見、捕獲しました。ジョージを最後にピンタゾウガメの個体は確認されていません。
国際自然保護連合(IUCN)は、1996年に野生におけるピンタゾウガメの絶滅を宣言しました。研究者たちは他のゾウガメ種と交配させてジョージの遺伝子を残そうとしましたが、願い叶わず2012年に寿命を迎えました。当時メディアに大きくとりあげられたジョージの伝説は、今も語り継がれています。
加速する絶滅スピード
でも、ジョージのストーリーは絶滅の典型例ではありません。マレーシアの石灰岩でできた丘だけに生息していた小さな宝石と呼ばれたカタツムリは、セメント業者が丘を破壊したために絶滅に追い込まれました。ジョージよりもマスコット的な絶滅ストーリーといえるでしょう。
科学者は、現在の種の絶滅は自然に起こる1000倍のスピードまで加速していて、1日あたり数十種が絶滅していると推測しています。しかしながら、絶滅していくのは無脊椎動物や植物のような誰も気に留めない種ばかり。生態系の危機がどれくらい深刻な問題なのかも、私たちにどこまで知識があるのかを推測するのも困難です。
地球上には500万から1000万、もしかすると1兆もの種が存在するかもしれないのに、把握できているのは200万種未満。IUCNのレッドリストには絶滅種(もしくは野生での絶滅種)がたった1000種しか載っていませんが、ある研究によると無脊椎動物を含んだ場合、7%の種が絶滅しているそうです。
2010年代にIUCNが絶滅を宣言した種を以下にまとめます(原文には160種まとめられています)。絶滅が宣言されるまでには、最後に存在が確認されてから調査期間などを経るため、数十年かかります。絶滅の宣言は、政府が調査や保護の必要がなくなったと判断した(見捨てた)ことを意味します。
これらの種の絶滅が生態系の危機を表しているのはもちろんですが、どのように絶滅したのかが、今の時代を象徴しています。
(リンク先に続きあり)
2010年代に絶滅した種まとめ。絶滅のスピード、加速してます
この記事だけでも多数ですが…氷山の一角です。
ロンサム・ジョージは、ガラパゴス諸島のピンタ島に生存したピンタゾウガメ最後の生き残りでした。2012年のジョージの死は、そのカリスマ的な存在感から種の絶滅を語る際に完璧なストーリーになっています。

国際自然保護連合(IUCN)は、1996年に野生におけるピンタゾウガメの絶滅を宣言しました。研究者たちは他のゾウガメ種と交配させてジョージの遺伝子を残そうとしましたが、願い叶わず2012年に寿命を迎えました。当時メディアに大きくとりあげられたジョージの伝説は、今も語り継がれています。
加速する絶滅スピード
でも、ジョージのストーリーは絶滅の典型例ではありません。マレーシアの石灰岩でできた丘だけに生息していた小さな宝石と呼ばれたカタツムリは、セメント業者が丘を破壊したために絶滅に追い込まれました。ジョージよりもマスコット的な絶滅ストーリーといえるでしょう。
科学者は、現在の種の絶滅は自然に起こる1000倍のスピードまで加速していて、1日あたり数十種が絶滅していると推測しています。しかしながら、絶滅していくのは無脊椎動物や植物のような誰も気に留めない種ばかり。生態系の危機がどれくらい深刻な問題なのかも、私たちにどこまで知識があるのかを推測するのも困難です。
地球上には500万から1000万、もしかすると1兆もの種が存在するかもしれないのに、把握できているのは200万種未満。IUCNのレッドリストには絶滅種(もしくは野生での絶滅種)がたった1000種しか載っていませんが、ある研究によると無脊椎動物を含んだ場合、7%の種が絶滅しているそうです。
2010年代にIUCNが絶滅を宣言した種を以下にまとめます(原文には160種まとめられています)。絶滅が宣言されるまでには、最後に存在が確認されてから調査期間などを経るため、数十年かかります。絶滅の宣言は、政府が調査や保護の必要がなくなったと判断した(見捨てた)ことを意味します。
これらの種の絶滅が生態系の危機を表しているのはもちろんですが、どのように絶滅したのかが、今の時代を象徴しています。
(リンク先に続きあり)
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