1: 2020/05/30(土) 03:13:20.05 _USER
ある場所で発掘された1億5000万年前の化石を調べてみたところ、少なくとも1種の大型恐竜が、共食いを始めるほど切迫した状況に追い込まれていたことが示唆された。

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 米コロラド州にあるマイガット・ムーア発掘地で、1981年以降に発掘された化石2368個のうち、なんと29%に噛み跡が付いていたという。これは、他の同様の発掘場所で通常見つかる割合より6倍も多い。なかには、この発掘現場で最も多い肉食恐竜であるアロサウルスが、同じアロサウルスをかじったとみられる証拠も残されていた。論文は5月27日付けで学術誌「PLOS ONE」に発表された。

 恐竜が共食いをしていたとしても、必ずしも驚くことではない。ワニなどの多くの大型の捕食者が、特定の状況下では共食いをする。「コモドオオトカゲもクマもライオンも、現生の主な捕食者はみな共食いをします」と米ユタ州ソルトレイクシティーにあるユタ自然史博物館の古生物学者マーク・ローウェン氏は話す。「肉食動物は、動物の死骸があれば食べるのです」

 珍しいのは、化石から共食いの証拠が見つかることだと、論文の筆頭著者である米テネシー大学ノックスビル校の古生物学者ステファニー・ドラムヘラー氏は言う。「共食いの確かな証拠は、他の数種の獣脚類でしか見つかっていないのです」。このようなぞっとする出来事がいつ、どこで起きていたのかを知ることで、先史時代の環境についての重要な細部を明らかにできる。

「おそらく、この生態系に何らかの異常が起きていたのでしょう。そのため、ここにいた獣脚類は、見つけた栄養を片っ端から摂取しなければならず、残された死骸を広範囲にあさっていたのです」とドラムヘラー氏は述べる。

 研究チームの考えでは、この地にいた恐竜たちは、長期の干ばつで枯れかけた水場の周辺で死んだのかもしれないという。死骸はその後、堆積物に埋もれたが、分解されるペースは遅かった。

「よく冗談で言うのですが、当時に戻ってそこを訪れることができたなら、きっとすさまじい臭いがしたはずです。なぜならあらゆる証拠が、恐竜たちの死体や残骸が長期にわたって一面に広がっていたことを物語っているからです」とドラムヘラー氏は付け加える。

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■噛み跡が伝える物語

マイガット・ムーア発掘地は、モリソン層という約1億5000万年前の広大な岩石層の一部だ。この地層は米国屈指の恐竜の化石産地で、米国西部に広がっている。

 モリソン層にある他の主要な恐竜発掘地では、骨に噛み跡が見つかる割合は大幅に少ない。例えば、米ユタ州にあるクリーブランド・ロイド恐竜発掘地では、「2万個の骨のうち、実際に噛み跡が付いているのは5%を大きく下回ります」とローウェン氏は説明する。氏はアロサウルスの新種に関する論文を今年1月に発表した。なお、今回の論文には関わっていない。

 対照的に、マイガット・ムーアからは「数多く見つかっています」と同氏は話す。「この研究の素晴らしい点は、骨に残る獣脚類の噛み跡をこれでもかというほど大量に見つけたことです。つまり、死体は地表にあって、食いあされる状態だったということです」

 噛み跡の付いた骨の化石は684個あり、大半は竜脚類と呼ばれる首の長い草食恐竜のものだった。だが83個は、全ての肉食恐竜を含む獣脚類というグループだった。

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 マイガット・ムーアから見つかった肉食恐竜の骨の大半は、全長9メートルの殺し屋、アロサウルスのものだと考えられているが、一部はより原始的な捕食者であるケラトサウルスのものかもしれない。モリソン層にあるほぼ同年代の他の化石発掘現場からは、その他にもトルボサウルスやサウロファガナクスなど、いくつかの大型獣脚類が見つかっている。

「この化石群集ではアロサウルスが極めて支配的であり、こうした獣脚類の噛み跡が、あらゆるものに付いています」とドラムヘラー氏は話す。「つまり、少なくとも噛み跡の一部はアロサウルスのものであるうえ、アロサウルスの骨からも噛み跡が見つかったということです」。氏は、ここの肉食恐竜のすべての種が、時には共食いをした可能性があると考えている。

続きはソースで

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/052900324/
【関連記事】
ティラノサウルスの脚を分析。短距離走よりも長距離走に適したタイプだったことが判明
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2: 2020/05/30(土) 03:18:14.51
生態系の異常かどうかは知らないけれど、恐竜類が
自滅したことは確かなような気がする。
あっと、違うか。哺乳類との生存競争に敗れた。
気候変動も、あったのだろうさ。

7: 2020/05/30(土) 04:13:33.88
恐竜学者てなんであれらが2本足で立ってたと思ったわけ?

9: 2020/05/30(土) 04:22:40.70
>>7
二足歩行をしていると考えられる「恐竜の足跡の化石」が、あるんです。
(全ての恐竜類が、二足歩行をしていた。とは、誰も言いませんよ。)

8: 2020/05/30(土) 04:14:40.17
切迫してなくても、目の前に肉の塊があれば食うでしょう。
人間ぐらいなものでしょ? 共食いダメなんていうルールがあるのは。

10: 2020/05/30(土) 04:53:50.20
ナムカプというかディノクライシスのあれ

11: 2020/05/30(土) 05:18:52.52
ティラノかアロサウルスは人気だった

12: 2020/05/30(土) 05:22:59.80
鳩サウルス、野比野サウルス、とか言ってみた。

13: 2020/05/30(土) 08:00:50.25
恐竜は絶滅していないよ。
鳥さんになって、今もあちこちにいるから。

14: 2020/05/30(土) 08:39:26.69
つまり鳥は恐竜の味。恐竜は食べても美味いんやなって。

16: 2020/05/30(土) 09:37:33.18
ティラノにも同類から噛まれたと推測できる跡がついた化石出てるね

18: 2020/05/30(土) 10:06:58.70
本当はアッロサウルスってのが近い発音らしい
人気と言っても上にティラノがいるせいか、今ひとつ扱いが悪い感じがある。
知名度こそ高いがマンガとか映画で出てくることは殆どないように思う。
雷竜やステゴやトリケラ、ハドロ辺りは勿論、恐竜ではない翼竜や首長竜と比べても全く出てこない。
タイプや立ち位置は似てるはずの必ず出てくるティラノとは好対照。

アロサウルスの思い出といえば幼少の頃、東京の博物館の迫力ある標本化石が印象に残っている
いつかまた見たいものだが

19: 2020/05/30(土) 10:07:17.00
アロサウルス系は肉食恐竜の歴史上ずっと頂点に君臨し続けてきたのに、最終期に登場してきた最強の怪物ティラノサウルスレックスのせいで地味にみられてしまう。

21: 2020/05/30(土) 11:19:13.87
>>19
ポッと出一発屋のティラノに嫉妬する熟練アロ。

20: 2020/05/30(土) 10:33:16.19
モラルもなにも無いな

22: 2020/05/30(土) 12:07:09.05
アロサウルスはジュラ紀までだし

T.rexだって白亜紀全部ではなくて
前半はカルカロドントサウルスとかギガノトサウルスだな

ところでカルカロドントサウルス科は一応は
アロサウルス上科に所属する事になってるね

体長も体重もカルカロドントサウルスの方が
ティラノサウルスより大きかった可能性が示唆されてるなあ
最大で15t越えてたのでは!と

こんなのになると大型肉食恐竜は走れたか?なんて議論でも
さすがに6tオーバー以降はちょっと走るのは無理だろうって事になり、

じゃあ何を食ってたか?というと、走らなくてもいいが
頑丈な体でないと獲物に逆襲されてしまうくらい強くてデカい生物って事で、
ティタノサウルス科の超巨大竜脚竜の、10tくらいまでの幼い個体を
狙ってたんじゃないかなあ?とか考えられる

でも30t越えたら流石に獲物にするのはきついな
竜脚竜は敵を尻尾で引っ叩いたらしいが、超大型種だと
尾の先端がMach3を超えたらしい

23: 2020/05/30(土) 12:29:05.62
ハイエナのように遺体をあさったって話か。この時代でも伝染病もあったろうし、
恐竜は祖先だから、鳥インフルエンザやコロナにもかかったかもな。
昆虫や動物は、ゴキブリのように仲間の遺体も食べるし、群れで狩りでもしなければ、獲物に困れば、
共食いもあるわな。