動物愛好net

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Category: 海洋生物

1: 2020/07/07(火) 06:34:29.91 _USER
→奇妙な原始的脊索動物は体外に立体的な粘液の家をつくる
→粘液の家は海水からプランクトンを分離して濃縮する食品加工工場だった
→ラーバシアンの粘液のもつ複雑な構造を自律的につくる力を解明すれば「構造性の粘液」という新概念の素材になりうる

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私たちのよく知る「クモ」は、体内から産出した糸を使って自分の周囲にエサを捕らえるトラップ構造を作ります。

Larvaceans(ラーバシアン)と呼ばれる大きさ1cmほどの原始的な脊索動物の一種も、体外に「家」と呼ばれる構造を作り上げることが知られています。

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この家はラーバシアンから分泌される特殊な粘液から構成されており、粘液は体外に分泌されると、複雑なフィルター状の立体構造に自律的に変化します。

ただ、この粘液のフィルターがどのような役目をしているかは、長い間、明らかにはされませんでした。

なぜならラーバシアンの作る家は非常に脆く、僅かな接触によって容易に破壊され、元の構造がわからなくなってしまうからです。

ラーバシアンの本体をとらえて、実験室内でフィルターを作らせようとする試みも繰り返されましたが、環境の違いによるのか、ラーバシアンは水槽の中では粘液の家を作ってはくれませんでした。

ですが今回、アメリカの研究者によって、一切の物理的な接触を行わないまま、ラーバシアンの生態を明らかにできたそうです。

いったいどんな方法が使われたのでしょうか?

■実験室まで運べないなら、実験室を海に沈めればいい

ラーバシアンの粘液の家は実験室に運べず、ラーバシアン本体を捕らえても実験室では粘液の家を作ってくれません。

この厳しい条件を突破する手段として、アメリカの研究者たちは発想の転換を行いました。

研究者たちはDeepPIVと呼ばれる通常は実験室内で使われるレーザーシー 
トイメージングデバイスを潜水艇に搭載し、研究装置ごとラーバシアンの元に向かったのです。
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DeepPIVは非常に高性能な分析装置で、スキャンによって粘液の詳細な断面図構造を作成できます。

また、同時に3次元構造を構成できるだけでなく、粘液の内部を流れる海水の動きも記録可能です。

結果、上の図のように研究者たちはラーバシアンの粘液ハウスのほぼ完ぺきな構造データを取得することに成功しました。

また構造の分析から、興味深いことに、ラーバシアン本体の尾部の動きには、粘液ハウスをけん引する力がないこともわかりました。

これは、ラーバシアンの尾部は遊泳以外の目的で動いていたことを意味します。

続きはソースで

https://nazology.net/archives/62567
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1: 2020/07/07(火) 06:27:58.05 _USER
オーストラリア南東部原産の海水魚「スムース・ハンドフィッシュ」が、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにて、公式に「絶滅」認定されました。

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現代における海水魚の絶滅認定は、これが初となったようです。

スムース・ハンドフィッシュは、全部で14種知られているハンドフィッシュの1種であり、1800年代初めに発見されました。

しかしそれ以降、乱獲、海水汚染、生息地の減少により姿を消し、残っているのは初発見時に採取された標本(上記画像)のみとなっています。

■「ハンドフィッシュ」は泳げない

ハンドフィッシュの大きな特徴は、独自に発達した前ビレを使って、海底を這うように移動することです。

彼らは、浮力をコントロールするための「浮き袋(swim bladder)」を持っていないので、水中を泳ぐことができません。

そのため、手のようなヒレを用いて、ほふく前進するように歩き回ります。

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泳いで採餌ができないので、頭に生えた派手なトサカを使って、エサをおびき寄せます。

残りの13種も同じオーストラリア海域に生息していますが、サイズや見た目はさまざまです。

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■残りの13種も絶滅の危機に

研究を行った西オーストラリア大学のジェシカ・ミーウィグ教授は、今回の絶滅について、「過剰な漁業が主な原因」と指摘します。

ハンドフィッシュの生息地では、20世紀に入ってから1967年まで、大規模なホタテ漁が行われていました。その際の混獲(漁獲対象とは別の種が意図せず捕獲されること)が、ハンドフィッシュの減少を促進したというのです。

残りの13種も絶滅の危機に

研究を行った西オーストラリア大学のジェシカ・ミーウィグ教授は、今回の絶滅について、「過剰な漁業が主な原因」と指摘します。

ハンドフィッシュの生息地では、20世紀に入ってから1967年まで、大規模なホタテ漁が行われていました。その際の混獲(漁獲対象とは別の種が意図せず捕獲されること)が、ハンドフィッシュの減少を促進したというのです。

https://nazology.net/archives/63935
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1: 2020/07/06(月) 13:53:32.45
(CNN) オーストラリア北東部のクイーンズランド州で、魚突きをしていた36歳の男性がサメに襲われて死亡した。地元警察が明らかにした。

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男性は4日、同州フレーザー島の観光名所インディアンヘッド沖の海中で、魚を銛(もり)で突くスピアフィッシングをしていたところ、サメに襲われて脚を負傷した。医師と看護師が海岸で蘇生を試みたが、現地時間の午後4時半ごろ亡くなった。

オーストラリアでサメに襲われて死亡した人は、今年に入ってこれで4人目だった。フレーザー島のインディアンヘッド付近では4月にも、23歳のレンジャーの男性がホオジロザメに襲われて死亡していた。

6月には隣接するニューサウスウェールズ州で60歳のサーファーが、1月には西オーストラリア州で57歳のダイバーが、サメに襲われて死亡した。

シドニーのタロンガ動物園によると、2019年にオーストラリアでサメに襲われて死亡した人は皆無で、18年も1人だけだった。

オーストラリアだけでなく世界各地で、人がサメに襲われることは滅多にない。オーストラリア博物館によると、オーストラリアでサメに襲われる確率よりも、雷に打たれる確率や、自動車事故で死亡する確率の方が大きい。

オーストラリア海洋科学研究所によれば、サメに襲われて命を落とす人は、世界平均で年間10人に満たない。

ソース CNN
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c98e4ca4de9152d65588c50038242b40ca66ecc
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1: 2020/07/02(木) 23:02:50.65
小さなオキアミを吸い込むジンベエザメから、クジラ類を捕食していたとされる体長約18mの巨大な古代サメ「メガロドン」まで、サメ類は数億年にわたって地球の海を泳ぎ回り、さまざまな生物を餌としてきた。サメの祖先たちは、恐竜を滅ぼした大災害をはじめとする地球上で起きた数々の大量絶滅を生き延びてきたのだ。

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ところが、そんなサメたちも「人間」という災難に備えることはできなかった。わたしたち人間はサメが生息する水を汚染し、獲物を奪い、捕獲して絶滅に追いやっている。さらに気候変動によって、人間はサメたちが泳ぐ水まで危険なものに変えてしまっているかもしれないのだ。

■ 海がサメの脅威に?

学術誌『Scientific Reports』で2019年12月に発表された研究では、サメの皮膚が酸性化した水に長く晒されると、皮膚を構成する小歯状突起と呼ばれるうろこが侵食されることが示されている。

誤解がないように言っておくと、この研究は研究室で実施されたものであり、研究対象のサメも1種類のみだ。それでも、この研究が意味することは深刻である。人類がさらに多くの二酸化炭素を排出し、それが海水と反応して海の酸性度を高めれば、海そのものがサメたちにとっての新たな脅威となるかもしれない。

現在の海の水素イオン指数(pH)は、平均でpH8.1。産業革命の前と比べると、25パーセントほど酸性に偏っている。pHは、値が低ければ低いほど水の酸性度が高いことを示す指数だ。0に近い値が強酸性(バッテリー液など)、14が強いアルカリ性(水酸化マグネシウムの下剤が11前後)である。

ある予測では、地球上の海水の水素イオン指数は、2300年までにpH7.3前後になるだろうとされている。そこで今回の研究では、美しい小さな斑をもち、浅い海底や岩礁でじっしていることが多いモヨウウチキトラザメを、pH7.3の水を入れたタンクで飼育した。対照群のサメは、酸性ではない普通の水で飼育された。

■ 狩りや食事に影響も

飼育を始めて9週間後、研究チームは走査型電子顕微鏡を使ってサメたちの小歯状突起を調べた。この顕微鏡は表面に大量の電子を当てることにより、超詳細画像を作成する。この顕微鏡による調査の結果、酸性の水に入れていたサメたちの小歯状突起のうち、平均して25パーセントが損傷していることがわかったという。対照群のほうは9.2パーセントだった。

この実験は研究室でのものであることから、2300年に何が起きるかを示す研究としては不完全である。それでも今回の研究結果が懸念材料になるのは、サメたちの皮膚が体を保護するだけでなく、移動時の抵抗を少なくするためにも使われているからだと、論文の共同執筆者であり、南アフリカのステレンボッシュ大学の教授として生物学を研究するルッツ・アウエルスウォルドは指摘する。

高速遊泳もするホホジロザメのような種では、泳ぐ速度の最大12パーセントが小歯状突起に左右される。小歯状突起が損傷すれば「獲物を狩るときや逃げるときの能力に影響が及ぶ可能性があります」と、アウエルスウォルドは言う。「また、サメの歯も同じ材料でできていることから、侵食されると狩りや食事に影響するかもしれません」

近縁であるエイやガンギエイ、ギンザメもそうだが、サメ類の歯と小歯状突起は同様の象牙質からできている。つまり、これらすべてが、酸性度が高くなった海水の影響を受けやすいということになる。

モヨウウチキトラザメの歯は極めて小さいことから、今回の実験で歯の検査は実施されなかった。このため酸性の水が歯も侵食するかどうかは、実際のところわかっていない。また、種によって酸性の水に対する反応が異なる可能性もある。

■ pH7.3は「壊滅的状況」

サメたちはこれまで、海の酸性度の変動も含め数億年にわたる気候変動に適応してきた。今回の研究結果が示す内容も、そうした進化プロセスにおける障害のひとつにすぎないという可能性はある。しかし、いま生じている海の変化は急速なものだ。サメの多くは世代交代の期間が長く、これほど極端な変化に適応する時間がない可能性がある。

「現在の気候変動の速度は、これまでの環境変化と比べても非常に速いものです」と、アウエルスウォルドは言う。「また、サメの種によって影響の受け方が異なる可能性も高いでしょう。変化に適応できる種と、できない種が出てくるかもしれません」

続きはソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/58286244900bfcfa8273a13d79b5484583bc5b7c
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1: 2020/07/02(木) 23:25:56.29
日本の沖縄美ら島(ちゅらしま)研究センターの富田氏らによって、ジンベイザメの目が3000本の小さな歯で覆われていることが明らかにされました。

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陸生及び水生の脊椎動物は、目をまぶたや瞬膜で覆うことで保護しています。

また、まぶたや瞬膜をもたない無脊椎動物(カタツムリなど)は、目を頭部に引き込むなどして保護しているのです。

しかし研究者が調べたところ、ジンベイザメは脊椎動物でありながら、まぶたも瞬膜も持っておらず、代わりに無数の細かな歯からなる装甲で目を保護すると共に、無脊椎動物のように目全体を頭部に引き込む能力があると判明しました。

ジンベイザメはどのように歯を使って、目を保護しているのでしょうか。

■ ジンベイザメの目は歯で守られている

ジンベイザメの目は頭部の左右に突き出ており損傷に対して脆弱である

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ジンベイザメは最大の魚類であり、全長は18mを超え、その目は上の図のように頭部の左右に突き出るように配置されています。

ですが突き出た目は損傷に対して非常に脆弱であり、他のサメのように瞬膜では十分に保護できません。

そこで研究者は水中超音波検査と断層撮影などの手法を駆使して、生きている標本と死んだ標本の両方を分析することで、ジンベイザメの目の謎に迫ろうとしました。

目の周囲を守る硬い表皮には歯がビッシリとはえている。今回の研究では2900個の歯が確認された

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結果、意外な事実が判明します。

ジンベイザメの目の周辺は凝集した約3000個の細かい歯で覆われていることがわかったのです。

細かな歯の一つ一つは上から見ると木の歯のような形をしており、内部には血管や神経の通り道と考えられる空洞があいていました。

一つ一つの歯をみてみると、他の動物の歯と似ていることがわかる

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底の部分に欠陥と神経が通ると考えられる穴がみえる
これらの歯はエナメル質で覆われ、内部には血管と神経が通る穴があると考えられます。

また形状も、通常のサメの皮膚にみられる歯状構造とは異なり、水の抵抗を考慮してものではなく、防御などの機械的保護のために存在しているのでしょう。

引っ込めて隠すこともできる

重装甲の目は引っ込めて隠すこともできる
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今回の研究では生きた標本に対する調査も行われました。

ジンベイザメは絶滅危惧種ですが、日本の沖縄にある美ら海(ちゅらうみ)水族館ではジンベイザメの安定的な飼育が成功しています。

結果、動画のように、ジンベイザメは脅威が迫った場合には目を頭の中に引き込めることがわかりました。

目を守るための専門の装甲を備えるだけでなく、任意で引き込んで隠すことができる動物は、これまで知られていません。

現在、サメにとって重要なのはなにより嗅覚であり、視覚は重要ではないと考えられています。

しかしジンベイザメは自分の目に対して、強固で徹底した保護を行っており、既存の説とは相いれない結果となりました。

研究者は今後、サメの視覚能力を調査することで、サメにとって視覚がどれほど重要かを調査していく予定です。

研究内容は日本の沖縄美ら島(ちゅらしま)研究センターのTaketeru Tomita氏らによってまとめられ、6月29日に学術雑誌「PLOS ONE」に掲載されました。

続きはソースで
https://nazology.net/archives/63679
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ジンベエザメは100歳まで生きるかもしれない、研究
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