動物愛好net

動物に関する情報、ニュース等を中心とした2ちゃんねるまとめブログになります。

Category: 動物学

1: しじみ ★ 2018/10/26(金) 19:05:02.11 ID:CAP_USER
たまにクルマを洗ってワックスをかける。その直後に雨が降ると、また汚れて残念ではあるが、雨粒が小さな玉になってボンネットの上で踊っているのを見るのも、悪くはない。ボンネットの表面に薄く広がったワックスが、水をはじいているのだ。

自然界にも水をはじくものがある。有名なのがハスの葉だ。ハスの葉の表面に落とした水は玉になり、ごみや汚れをからめとりながらコロコロと転がり落ちる。ハスの葉が持つこの性質を「ロータス効果」という。「ロータス」は、その名もずばりハスのことだ。

ハスの葉の表面には細かい毛が生えていて、その毛から、さらに細かいワックスの毛が生えている。そのため水滴は、葉の表面にベタッと張りつくように広がることなく、まるで宙に浮いているように水玉のままでいられる。

ハスの葉の場合は、ハスが自分のために自分で撥水(はっすい)効果を高めているわけだが、そうではなくて昆虫が、自分の暮らしに役立つように植物をあやつって、葉に生えた毛の数を増やし、しかも、ごていねいに毛をワックスで覆って高い撥水性を発揮させている例を、東京大学の植松圭吾(うえまつ けいご)助教らの研究グループが初めて見つけた。

植松さんらが調べたのは、ボタンヅルワタムシという種類のアブラムシがケヤキの葉の裏に作る球状の「虫こぶ」。かれらが集団で暮らすために作った中空の巣だ。

アブラムシは、おしりから「甘露」とよばれる汁を出す。ボタンヅルワタムシも甘露を出すので、それをつねに虫こぶの外に捨てなければ、中が甘露で汚れてしまう。甘露の海で溺れてしまうかもしれない。だから幼虫が、虫こぶの割れ目から甘露を外に押し出して捨てている。もし虫こぶ内壁の撥水性が高ければ、ハスの葉を水滴が転がるように、甘露を小さな水滴のまま簡単に外に押し出せる。内壁が甘露でべたべた汚れてしまうこともない。では、虫こぶの内壁には、どれくらいの撥水性があるのか。

植松さんらが虫こぶを割って調べたところ、その内壁は、きわめて高い撥水性をもっていた。水をたらしてできた水滴の形は球に近く、「超撥水」に分類してもよいほどの高い撥水性だったという。

この超撥水性は、ボタンヅルワタムシがふたつの方法の相乗効果で実現させたものだ。ひとつは、ボタンヅルワタムシがケヤキの葉に小さな毛を密に生やさせたこと。虫こぶを作る葉の裏には、長さ0.1ミリメートルくらいの毛が、1平方ミリメートルあたり7本ほど生えていた。これが、虫こぶの内壁では約220本に増えていた。30倍もの密度だ。

それだけでもかなりの撥水性を発揮するのだが、ボタンヅルワタムシは、これに加えて、毛にワックスをかけていた。アブラムシは、体表から粉状のワックスを分泌する。これがワックスのもとだ。ボタンヅルワタムシは、まずケヤキになんらかの働きかけをして「毛」の密度を高め、さらに自分が分泌した「ワックス」をそれにかける2段階戦略で、虫こぶ内壁の超撥水性を獲得していた。ハスの葉も「毛」プラス「ワックス」で高い撥水性を実現していた。ボタンヅルワタムシは、ケヤキをうまくあやつって、それとよく似たしくみを自分で作りだしていたのだ。

植松さんによると、虫こぶに割れ目を作らないアブラムシの場合には、内壁には毛が生えていない。甘露は虫こぶに吸収される。アブラムシは、その種類によって、自分の暮らしに合うように虫こぶ内壁の構造を変えて、撥水性をコントロールしているわけだ。

昆虫を見ていると、なにもそこまで理想を追求しなくてもよいのではないかと思うことがある。枯れ葉とほんとうにそっくりな羽をもつコノハチョウの「擬態」。そして、巣の壁の撥水性を究極まで高めているボタンヅルワタムシ。かれらは、やるときは徹底的にやるということか。昆虫の進化には驚かされる。

■写真1 ボタンヅルワタムシの虫こぶ。直径は約1センチメートル
https://news.mynavi.jp/article/20181026-713840/images/001.jpg

■写真2 甘露(白い球)を巣の外へ押し出すボタンヅルワタムシ。右下の横棒の長さは0.5ミリメートル
https://news.mynavi.jp/article/20181026-713840/images/002.jpg

■写真3 虫こぶの内壁に生えた細長いケヤキの毛。毛にまとわりついているのが、ボタンヅルワタムシが出したワックス。右下の横棒の長さは100分の1ミリメートル
https://news.mynavi.jp/article/20181026-713840/images/003.jpg

https://news.mynavi.jp/article/20181026-713840/

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1: 風吹けば名無し 2018/10/25(木) 15:59:00.86 ID:1IjtFi1n0
 きのう24日には、10羽ぐらいのカラスに囲まれる様子も見られた。カラスが背中に乗ってお尻のあたりをくちばしでつついても、イノシシは疲労がたまっているのか、反応しない。

近隣住民の女性は「人に害を与えるイノシシだけど、見るとかわいそう」と話していた。

専門家によると、カラスは反撃できない相手にちょっかいを出す習性があり、「死んだら食べよう」と狙っている可能性もあるという。

https://i.imgur.com/vTYggPQ.jpg
https://i.imgur.com/APOV5ju.jpg
https://i.imgur.com/LVy7bFM.png

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1: ごまカンパチ ★ 2018/10/21(日) 11:54:43.71 ID:CAP_USER9
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181020-00010001-nknatiogeo-sctch
 リカオンはアフリカで最も謎めいた動物の一つだ。ほとんど理解されておらず、激しい迫害を受けている。しかし、私にとっては、これまでに出会った中で
最もかわいい動物だ。リカオンが、私たち人間の仲間である霊長類を食べる姿を目の当たりにしても、その気持ちは変わらない。

 リカオンは地球上に6600頭しか残されておらず、絶滅の危機に瀕している。1世紀以上にわたって害獣と見なされ、狩猟や駆除によって、
個体数がかつての1%まで激減した。

 私は2013年からジンバブエのザンベジ渓谷で、リカオンの3つの群れを徒歩で追跡し、写真を撮影している。
リカオンたちが獲物を狩り、休息を取り、遊ぶ姿を見て、この動物のことがよくわかってきた。

 私はすっかり心を奪われ、「リカオン・ピクタス(Lycaon pictus)」という学名を持つこの動物について書かれた本や論文を読みあさった
(学名は「色を塗ったオオカミ」という意味だ)。

 リカオンはアフリカで最もすぐれた捕食者と言われている。狩りの成功率は80%に達することもあり、主にインパラやクーズーなどのアンテロープを狙う。
私はリカオンの専門家になりつつある。そう思った矢先、これまで報告されていない光景を目の当たりにした。リカオンがヒヒを待ち伏せて攻撃したのだ。
リカオンがヒヒなどの霊長類を食べるということは、科学文献にはまだ記録されていない。

■狩りの一部始終
 私がこの光景を目撃したのは数年前。ブラックチップというメスが率いる25頭の群れが水たまりのそばで楽しそうに遊ぶ姿を撮影した後のことだ。
群れは狩りに出掛けたが、辺りが暗くなり始めていたため、私はついて行かないことに決めた。
車は2キロ近く離れた場所にあり、夜になるとライオンが活動を始める。茂みに身を潜めている時間はない。

 突然、パニック状態に陥ったヒヒの群れがこちらに走ってくる音が聞こえた。警告を発する叫び声が夕闇に響く。
音を頼りに茂みの中を走っていくと、大きなヒヒの背後に迫る1頭のリカオンが見えた。

 リカオンは驚異的な速さでヒヒの胸を切り裂き、耳にかみついた。ヒヒは深い傷を負い、動かなくなった。リカオンが狩りでよく使う戦略だ。
次の瞬間、2頭のリカオンがヒヒの体に食らいつき、文字通り引き裂いた。
身の毛もよだつ光景だったが、撮影した写真を分析してみると、ヒヒの苦難は5秒足らずで終わっていたことがわかった。

 リカオンはほかの頂点捕食者に比べ、獲物を短時間で仕留める。大型ネコ科動物をはじめとするほかの捕食者は、時間をかけて命を奪うことがある。
その点で、リカオンの狩りには思いやりを感じる。

■生態系のバランス
 数カ月後、私はシロアリ塚に座り、殺されたばかりのヒヒをブラックチップの子供たちがむさぼるように食べるのを眺めていた。
大人たちはその姿を見守っている。リカオンの食事はいつも子供が先だ。

 私には素晴らしい友人がいる。「ペインテッド・ドッグ・コンサベーション」代表のピーター・ブリンストン氏だ。
氏は20年前から、絶滅の危機にあるリカオンの観察、理解、保護に尽力している。
そのブリンストン氏に言わせれば、この新しい狩猟行動はリカオンと生態系の両方にとって前向きな変化だ。

「まず、獲物が多様化することで、狩りの選択肢が広がります。リカオンのためになるだけでなく、この一帯で彼らの主食になっている
インパラの負担も軽くなります」

 ブリンストン氏によれば、一帯でヒヒが増加していることについて、多くの生態学者が懸念を表明しているという。
ヒヒは鳥の巣を襲うことがあり、ヒヒの増加が鳥の減少につながっている可能性がある。
新しい狩猟行動によって、ヒヒの個体数が抑制されれば、リカオンは間接的に鳥たちを救うことになると、ブリンストン氏は述べている。

「この新しい行動によって、生態系のバランスがいくらか回復するかもしれません」

※続く

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1: しじみ ★ 2018/10/17(水) 22:05:05.58 ID:CAP_USER
■動画
Raising Kids in a Corpse? | World's Weirdest https://youtu.be/Y9iZvsClC10



■自らの体内微生物で腐敗を抑え、育児部屋と餌を確保するモンシデムシ

 世界中の多くの親たちと同じように、モンシデムシという甲虫もまた、自分の子どもたちのために快適な育児部屋を用意する。ただしツノグロモンシデムシ(Nicrophorus vespilloides)が他の親と違うのは、鳥やネズミなどの死骸の皮と毛をむしり取り、肉団子状になったそれを特殊な分泌液でコーティングして育児部屋を作ることだ。

 このたび学術誌「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」に掲載された研究によると、その分泌液には自分の腸にいる酵母などが含まれており、死骸を腐らせる微生物の働きを妨げ、死肉を保存する作用があるという。結果、安全でおいしい餌場を確保でき、幼虫がすくすくと成長していることが明らかになった。

「死肉は栄養豊富な一方、微生物による腐敗が進みやすいため、昆虫と体内微生物の間に働く力学を研究するうえで最適なシステムなのです」。この研究のリーダーで、ドイツ、イエナにあるマックスプランク化学生態学研究所の昆虫学者、シャンタヌ・シュクラ氏はそう語る。

 自然の中で小動物が死ぬと、それが次世代のモンシデムシのスタート地点となる。成虫のモンシデムシはゴルフクラブのような形の触角を持っている。その先端にはプトレシンやカダベリンといった、腐敗する動物から発せられる化学物質を感知する感覚器官が付いている。

「モンシデムシが好むのは、新鮮でありながら、新鮮すぎない死骸です」と、米ミシガン州立大学の昆虫学者で、昆虫と微生物の相互作用を研究しているジェニファー・ペチャル氏は言う。

 死骸を見つけると、モンシデムシは地面に穴を掘り、獲物を安置する。死骸の大きさは、ときにモンシデムシの200倍にもなるが、それでも彼らは1メートルほど運ぶことができる。死骸を転がしてボールのように丸めると、モンシデムシは背中を下にして寝転がり、死骸を自分の上にバランスよく乗せて、脚をベルトコンベアーのように動かすのだ。

 死骸が所定の場所に収まると、モンシデムシは力強い顎を使って死骸の羽や毛皮をすべてむしり、死んだ組織の一部をかじり取って、これから生まれてくる小さな幼虫のための育児部屋を作る。彼らはまた仕上げとして、口や肛門からの分泌物を死骸にまんべんなく塗り付ける。そこへモンシデムシのメスが産卵すると、卵は約48時間後に孵化する。

続きはソースで

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1: しじみ ★ 2018/10/16(火) 12:47:10.91 ID:CAP_USER
■アフリカのケープコブラが日常的に同じ種を食べていた、研究

世の中は互いに食うか食われるかだとよく言われる。動物の世界では、比喩ではなく共食いは珍しくない。しかし一般にヘビは例外とされていて、よほどのことがない限り共食いはしないと考えられてきた。

 けれども近年、ヘビの共食いの証拠が次々に見つかり、その定説が覆されつつある。そして、10月1日付けの学術誌「エコロジー」に、地球上で最も有名なヘビの1つであるコブラが、ごく普通に共食いをしているという論文が発表された。

 南アフリカ、ウェスタンケープ大学の爬虫類学者のブライアン・マリッツ氏が、ケープコブラ(Naja nivea)とブームスラング(Dispholidus typus)という2種類のヘビの食性を研究するために、カラハリ砂漠に滞在していたときのこと。「2匹の大きな黄色いヘビが戦っている」という無線を受信して現場に急行した。

 しかし、15分後に現場に到着してみると、大きいケープコブラが小さいケープコブラをのみ込んでいる最中だった。マリッツ氏はそのときの様子を「研究に使えそうなヘビを2匹捕獲する代わりに、1匹の太ったヘビを発見した」と論文に記している。「ハンニバル」というニックネームを与えられたこのケープコブラは、無線発信器を取り付けられて解放された。

 ケープコブラは、死んでいるものを含め、他のヘビを食べることをためらわない広食性捕食者だ。実際、状況に応じて他のヘビを食べるヘビは多い。悪名高いキングコブラ(Ophiophagus hannah)のようにヘビを主食にしているヘビもいる。(参考記事:「【動画】生きたヘビをするすると吐き戻すヘビ」)

 けれども基本的に、ヘビが食べるのは他の種のヘビであり、同じ種は食べないと考えられていた。だから、今回のようにヘビが同種のヘビを食べるのはまれな出来事であるはずなのだが、現場を見たマリッツ氏は、もしかしたらそれほど珍しくないのではないかと考えた。(参考記事:「壮絶!キングコブラ vs ニシキヘビ、共に死す」)

 マリッツ氏らは、アフリカ南部に生息する6種のコブラがどのくらいヘビを捕食するのかを調べるため、科学論文をさらったほか、フェイスブックの公開グループに投稿された地元の市民科学者の報告も調べた。(参考記事:「ヘビを丸のみにするカエル、衝撃写真の真相」)

「6種のコブラがヘビを食べることは知っていました」とマリッツ氏は言う。「ただ、餌の多くがヘビであるとは知りませんでした」。彼らは、各種のコブラの餌の14~43%をヘビが占めていることを発見した。コブラはパフアダー(Bitis arietans)という毒ヘビを特に気に入っているらしく、餌食になったヘビの3分の1を占めていた。

 さらに驚いたことに、6種のうち5種で共食いが目撃されていた。ケープコブラの共食いは特に多く、今回の研究では餌の4%にものぼった。11年前に行われた広範な調査では、ケープコブラの共食いの証拠は全く見つかっていなかったので、とても意外な数字である。

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