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Category: 微生物

1: ごまカンパチ ★ 2020/01/21(火) 07:47:03.68 ID:WXtI26iJ9


 緩歩動物とも呼ばれるクマムシは、地球上のどんな生物よりも死を好まない。
8本脚のグミベアのようなこの極めて小さな生物を、これまで科学者たちはとんでもない環境にさらしてきた。
熱い湯に放り込んだり、凍らせたり、放射線を当てたり、真空にさらしたりしてきたのだ(つい最近もロケット科学者が、故意にではないにしてもクマムシを月面に衝突させた)。
それでもクマムシは、やすやすと生き延びる。
周りの環境が乾燥するとクマムシはとりわけ屈強になり、糖類で体を強化して代謝をほぼ止め、“樽”状態とも呼ばれる乾眠状態に入る。

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ところが、クマムシの伝説的なまでの不滅性は、ある程度までは伝説にすぎない可能性があることがわかった。
例えば、これまでクマムシを極端な高温にさらした際、その時間は短く、せいぜい1時間にすぎなかった。
そこで、形態学や進化史も含めてクマムシのさまざまな生態を研究してきた科学者のグループが、新たに実験を実施した。
すると長時間の高温にさらした場合は、生き延びる可能性がかなり低下することがわかった。急速に温暖化している惑星においては、胸騒ぎのする発見である。

■活動状態では長時間の高温に弱かった
 少なくとも1,300種のクマムシが地球の水を泳ぎ、湿った土壌をはい回っている。
コペンハーゲン大学の生物学者であるリカルド・カルドソ・ネヴェスらは、デンマークの排水路からクマムシを採取し、研究室へと運んだ。
ひとつのグループは通常の活動状態を保たせ、もうひとつのグループは乾燥させて乾眠状態に入らせた。その後、温度を上げた。

乾眠状態に入ったクマムシの場合、82.7℃という高温まで温度を上げて1時間経っても、およそ半数が生き残った。
それもそのはず、クマムシは乾眠状態のときに最強なのだ。
ところが高温に24時間さらし続けると、63.1℃で50パーセントの死亡率に達する。
活動状態にあるクマムシは、乾眠状態にあるクマムシよりはるかに低い37.1℃が24時間続くと、半数が死んだ。
これは、これまでにデンマークで記録された最高気温よりも1℃ちょっと高いだけだ。

つまり、問題はここにある。気温が上昇して厳しい干ばつがより頻繁に起きるようになると、クマムシは生き延びるために常にしていることをするだろう。
乾眠状態に入り、湿気が戻ってきて気温が下がるのを待つのだ。
「しかし、周囲にある程度の湿度があると、クマムシは乾眠状態に入りません。活動状態のままでいるわけです」と、この発見を説明した論文の筆頭著者であるネヴェスは言う。
デンマークの屋根の上では、クマムシは基本的に危うい正常状態にとどめられ、水分が乾ききる前に日差しに焼かれてしまう可能性がある。

■クマムシは食物網でどう作用しているのか?
 誤解がないように付け加えるが、ネヴェスらはクマムシの一種、ヨコヅナクマムシで実験したにすぎない。
とはいえ、この種はクマムシのなかでも特に丈夫なことで知られているため、それほど強靱ではない種にとっての見通しは暗い。

もうひとつ、科学者たちはクマムシの生態系をまだ調べている最中だ。
「クマムシがほかの微小生物を食べていることはわかっていますし、ほかの微小生物もまた、恐らくクマムシを捕食しようとするでしょう」と、ネヴェスはいう。
「しかし残念ながら、クマムシがこうした食物網のなかでどのように作用しているのか、その全容はまだ解明できていません」

気候変動がどのようにクマムシに影響を与え、次にクマムシがミクロの世界のほかの住人にどのような影響を与えるかについては、まだわからない。
しかし、地上最強の小さな生物がはるかに傷つきやすくなったことは確かである。


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1: 首都圏の虎 ★ 2019/12/21(土) 11:59:35.80 ID:8MLzKj2E9

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インターネットで「死にやすい生き物」というイメージが定着してしまったマンボウと、同じくネットでどんな過酷な環境にも耐えられる「最強生物」と噂されるクマムシ。検索しても「ネタ」のような話ばかり出てきます。「この生き物たちの正しい情報を伝えたい」と、マンボウとクマムシを専門とする研究者が対談するイベントを開きました。ネットの噂はどこまで本当? 生き物にまつわる誤った情報にだまされないためには? 一緒に考えてみませんか。(朝日新聞デジタル編集部・野口みな子)

【画像】「実在する動物と思えない」マンボウの謎の骨格 最弱伝説より衝撃…お腹スカスカ尾びれもない!
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「最弱伝説」マンボウと「最強生物」クマムシ
 12月6日、本屋B&B(東京都世田谷区)で開催されたのは、水族館でのマンボウの行動観察などをまとめた児童書『マンボウは上を向いてねむるのか』(澤井悦郎さん著、ポプラ社刊)の刊行記念イベント「『最弱伝説』にされたマンボウと『最強生物』と呼ばれたクマムシ」です。インターネットで「ネタ」にされやすい生き物の「正しい情報」を伝えようと、withnewsが企画しました。

 登壇したのは、「マンボウは上を向いてねむるのか」著者でマンボウを研究する澤井悦郎さんと、クマムシを研究する慶應義塾大学の鈴木忠准教授です。withnewsでマンボウやクマムシの記事を書いてきた筆者は、司会として間近で話を伺わせていただきました。

 ネットで親しまれていても、普段はあまり目にすることのないニッチな生き物たち。しかしイベントのチケットは事前に完売。会場には100人近くの参加者が集まりました。研究者から生の情報を得たいという人や、「最強」「最弱」というキーワードに惹かれて訪れた人もいたようです。


「死にやすい」イメージ発生源は
 マンボウはこれまで、インターネットで「死にやすい」と印象づけるエピソードが拡散していました。例えば、「寄生虫を落とすためのジャンプの着水の衝撃で死ぬ」「ほぼ直進でしか泳げない→岩に衝突死」「日向ぼっこ→鳥に突かれ化膿死」などが噂として広がっています。中には、「海中の塩分が肌にしみたショックで死亡」「近くにいた仲間が死亡したショックで死亡」など、明らかに「ネタっぽい」ものも……。

 澤井さんは「これらはすべて誤った情報です」と一刀両断。澤井さんが調べたところ、2010年にWikipediaのマンボウのページの中で、「ジャンプした着水の衝撃で死に至る事がある」と加筆されたことを皮切りに、さまざまな「死因」が生まれていったのだといいます。誤った情報のまま、ツイッターで「死因一覧」がネタにされ、拡散されたことで、定着につながったと指摘します。

 「発端となった『ジャンプの着水で死ぬ』は、誰が言い出したのかはわからない。少なくとも科学文献では確認できない」と澤井さんは話します。今はWikipediaのページは修正されていますが、たったひとつの記述からマンボウのイメージを大きく変えてしまったのでした。

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マンボウ「たらこ唇」の秘密
 「ほぼ直進でしか泳げない→岩に衝突死」という説も誤りなのですが、水族館でマンボウが水槽のガラスの近くまで近づいたり、接触したりしているところを目にします。マンボウは壁やガラスにぶつかっても大丈夫なのでしょうか。

 「いや、あんまり大丈夫じゃないです」と澤井さん。「衝突死ということはないのですが、壁にぶつかってできた傷が化膿したり、細菌によって感染症にかかったりしたら、最悪の場合は死に至ることもあります」

 マンボウを飼育する水族館にとって、マンボウが壁にぶつかってしまうことは大きな課題だったといいます。マンボウの視力は悪い方ではなく、体の構造上小回りはしにくいですが、泳ぎが下手だということでもありません。しかし、澤井さんは「なぜマンボウが壁にぶつかってしまうのかはわからない」と言います。

 水槽の内側に透明のビニールをカーテンのように張ったことで、1年以上のマンボウの長期飼育ができるようになったとのこと。「このビニールのカーテンはマンボウが直接水槽の壁にぶつかるのを防ぎ、かつお客さんからもマンボウの姿を見ることができるという2点で、この方法は水族館の画期的な発明だったと言えます」。

withnews  全文はソース元で
https://news.livedoor.com/article/detail/17552904/


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1: みつを ★ 2019/11/13(水) 05:22:44.03 ID:YAMKRjZa9
https://www.afpbb.com/articles/-/3254291

北極海氷の減少、致死性動物ウイルスを拡散か 研究  
発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ ]

【11月12日 AFP】地球温暖化を原因とする北極圏の海氷の減少により、ホッキョクグマなどの動物がこれまでこの地域には存在していなかった病原体にさらされている可能性があることが分かった。研究結果は7日、英科学誌ネイチャー(Nature)系列のオンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された。

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   米カリフォルニア大学デービス校(University of California, Davis)のトレイシー・ゴールドスタイン(Tracey Goldstein)氏が主導する研究チームは、2004年に米アラスカ州沖で発見されたラッコが、2002年に北大西洋でゼニガタアザラシの大量死を引き起こしたアザラシジステンパーウイルス(PDV)に感染していたことを確認した。

 PDVがアラスカ沖までたどり着いたのは、北極海氷の縮小によりロシアおよびカナダ北部沿いに新たな通路ができ、この通路を通じて動物や病原体が移動した可能性が最も高いという。論文では「海氷減少は動物の行動を変化させ、物理的障壁を取り払うことで、北極に動物と感染症が入ってくる新たな通路を形成した可能性がある」と指摘している。

 北太平洋海域における動物のPDVへの暴露と感染は2003年に始まり、同年ピークに達した。また、2009年にも再びピークに達している。論文によると、PDVへの暴露と感染のピークは、北極の海氷面積の減少後に起こっているという。

「北極海氷を通る通路の開放とPDVへの暴露または感染増加との関連性は、PDVなどの病原体が北太平洋と北大西洋の海洋哺乳類の個体群間を移動する機会が増える可能性があることを示唆している」と論文では結論付けている。(c)AFP



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1: サンダージョー ★ 2019/10/18(金) 20:06:37.76 ID:CAP_USER
2019.10.18 Fri posted at 11:20 JST 動画
http://www.cnn.co.jp/fringe/35144149.html

脳を持たない単細胞生物「粘菌」、パリの動物園で一般公開 世界初
2019年10月17日 15:25 
http://www.afpbb.com/articles/-/3249956

(CNN) 明るい黄色をしていて、時速4センチの速度ではうことができ、脳がなくても問題を解決でき、半分に切断されても自己修復できる――。そんな特異な生命体が、フランスのパリ動物園で19日から初めて一般公開される。

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この生命体は、単細胞の粘菌の一種モジホコリ(学名フィサルム・ポリセファルム)。植物でも動物でも菌類でもなく、性別はオスとメスの2種類ではなく720種類もある。分裂して別の個体になったり、融合して元に戻ったりすることもできる。

10億年ほど前から存在していたと思われるが、1973年5月、米テキサス州の民家の庭で増殖しているのが発見されてセンセーションを巻き起こした。

2016年には英王立協会紀要に論文が発表され、学会で脚光を浴びた。フランスの研究者によれば、モジホコリは学習して有毒物質を避ける能力があり、1年たってもその行動を覚えていることが分かった。

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パリ動物園の研究によれば、迷路を抜け出す最短距離を発見したり、環境の変化を予測するといった問題解決能力も持っているという。

同動物園のモジホコリは、シャーレの中でオートミールを与えて培養し、一定の大きさになったところで樹皮に移し、テラリウム容器に入れて展示する。「アカシアの木やオークの樹皮、クリの樹皮を好む」という。

野生のモジホコリは欧州の森林の地面に生息していて、気温19~25度、湿度80~100%の環境で繁殖する。天敵は光と乾燥のみ。ただし生存が脅かされると何年もの間冬眠することもできるという。



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1: 鬼畜の和洸 ★ 2019/09/19(木) 22:50:45.80 ID:CAP_USER
地球上の多種多様な生物の中で、どんな場所でも生きられることを何度も証明してきたのは微生物だろう。
そして今、さらに新たな証拠が出てきた。

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 カナダにあるキッドクリーク鉱山の地下2.4キロもの深さのところで生息している微生物が発見されたのだ。
この環境には太陽光は一切届かず、新鮮な空気もない外界から隔離された場所である。

 これまで、これほど過酷な場所に生物は存在しないと考えられていた。

 この深淵には太古からたまっている地下水には硫酸塩が含まれていた。
これらの微生物はこの硫酸塩を栄養素にして生きているのではないかと、研究者たちは考えている。
彼らは酸素に頼るのではなく、硫酸塩を吸って生きているようだ。


【生き物が存在できないとされていた場所での生命活動】

 この洞窟の水は、何百万年もの間、地表から隔絶されているもっとも古い水のひとつだ。

 これほど深いところでは、生物が生きるのに必要な成分が不足しているため、普通は生き物が発見されることはありえないと、つい最近まで考えられていた。

「現代科学でも、地球の生物圏は、おもに光合成に依存して繁栄する生き物がいる地表や地表近くの狭い範囲だと考えられていた」と研究者たちは、『Geomicrobiology Journal』誌に発表したの論文に書いている。

 だが、その仮説は変わりつつある。
この鉱山の深淵からサンプルを採取し、地表近くで鉱山の操業によって汚染されていない古代の水を調べて、代謝活動の痕跡を探した。

深淵の微生物は硫酸塩を糧としていた

サンプルから抽出した微生物の培養細胞に栄養源を与えて代謝活動をみてみると、硫酸塩を糧にしていることがわかった。

この結果からは、微生物の正体ははっきりとはわからなかったが、この微生物は、硫酸塩を消費して活動し、地表から遥か下にある水や岩の間で化学反応をして生きていることがはっきりした。

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≪こんな深い場所に微生物が生存していることがはっきりわかったのはすばらしいことです。微生物の存在は確信していましたが、それを実際に裏づける確固たる一連の証拠を見つけるのは長い道のりでした≫


 カナダ、トロント大学の地質学者、バーバラ・シェアウッド・ロラーは言う。

 これは、水素や硫酸塩が豊富なこの水域に棲む微生物の証拠を見つけた過去の研究者たちのこれまでの研究を裏づけるものだ。今でも、生命のサイクルが続いていることがわかる。


【過酷な環境でも生き延びられる生命の不思議】

 鉱山の地下奥深くに生息している微生物のことなど、人間の日々の生活にはそれほど大きな衝撃ではないかもしれない。
だが、生命とはなにか、過酷な環境でもいかに生き延びることができるのかを理解するのに大いに役立つ。

 深淵で発見された微生物は、太陽系外の生物の探索から、地球上の地下生物圏の調査まで、すべてのことを教えてくれることだろう。
この、キッドクリーク鉱山で起こっていることは、ほかでも起こりえることなのかもしれない。

 この地下環境で、活動している微生物としていない微生物、両方を特定するという観点から、最新研究の範囲を超えたものがもっと出て来る可能性はある。

 微生物生態学者のジョン・スピアはこう語る。

『この論文は、いわば、鍬入れ式のようなものです。この研究によって、ここの微生物の生物量を知ることができ、微生物が生息している洞窟の水が宿主としての水であることが確認できたのです。この水は地表からの水によって汚染されたり影響を受けたりはしていません』

※このような話も実に興味深いと鬼畜の和洸は思った今日この頃であった。

〔記事元:カラパイア〕⇒http://karapaia.com/archives/52282491.html




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