動物愛好net

動物に関する情報、ニュース等を中心とした2ちゃんねるまとめブログになります。

Category: 淡水生物

1: ガーディス ★ 2019/03/11(月) 23:16:41.39 ID:i3oQRSBM9
1Lの河川水中の環境DNA量分析からニホンウナギの河川での生息状況を推定できることを、神戸大学、中央大学、京都大学などの研究グループが明らかにした。

 東アジアに広く分布するニホンウナギは、1970年代以降、その漁獲量が激減し、絶滅が危惧されている。

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 生物の保全には、分布域や資源量のデータが欠かせない。しかし、広域分布するニホンウナギでは、一般に行われる電気ショッカーを用いた採集調査に人的・時間的に大きな労力がかかること、植生や泥の中に隠れているウナギをしばしば見落としてしまうことなどの問題があった。

 そこで本研究グループは、近年急速に技術発展する環境DNA分析手法の有用性に着目した。環境DNAとは、水や空気、土壌などに含まれる生物のDNAであり、水の場合には、水生生物の排泄物や剥がれ落ちた表皮などに由来するDNAを検出することができる。

 検証のため研究グループは、国内の10河川の全125地点において河川水を1L汲み、そこに含まれるニホンウナギの環境DNA量を測定した。同時に、同地点で電気ショッカーによる採集調査を行い、環境DNA分析の結果と比較した。

 その結果、電気ショッカー調査でニホンウナギが確認された地点の91.8%でウナギの環境DNAを検出した上、低密度で生息しているためにウナギを採集できなかった35地点においても環境DNAを検出した。これにより、環境DNA分析の方が高精度にウナギの河川内分布を検出できることが確認された。

 さらに、採集調査で得られたウナギの個体数・生物量と環境DNA濃度に正の相関があったことから、環境DNAを調べることで河川でのウナギの個体数・生物量を推定できる可能性を見出した。
 本成果により、従来の方法よりも容易にニホンウナギの河川でのモニタリングが可能となり、本種資源の保全に大きく貢献することが期待される。

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https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1002/aqc.3058
https://univ-journal.jp/25056/?show_more=1

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1: 日本人 ★ 2019/02/28(木) 21:38:12.04 ID:HdbVGleT9
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観賞用として市販されている外来ザリガニの「ミステリークレイフィッシュ」について、環境省は28日、繁殖力が強く生態系などに悪影響を与える恐れがあるとして「特定外来生物」に追加指定する方針を同省の専門家会議に示した。会議の議論を踏まえ、早ければ今夏にも指定して飼育や輸入などを原則禁止とする。

 同省によると、ミステリークレイフィッシュは体長10センチほどで、生息環境によって褐色や青色をしている。在来のザリガニが感染すると死に至る病原菌を持つ。雌しかおらず、単独で子孫を残す「単為生殖」によって爆発的に増える恐れがある。

 原産国は不明だが、1990年代以降、ドイツなど欧州のペット業界で広く流通。日本でもペットショップやネットオークションで販売され、2006年と16年に野外で1匹ずつ見つかったことがある。環境省の担当者は「まだ定着していないが、影響が出る前に対策を打ちたい」と話す。

 特定外来生物は現在、アライグマやカミツキガメ、ヒアリなど148種類が指定されている。

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1: ばーど ★ 2019/02/28(木) 19:02:56.06 ID:rNcgNXBQ9
滋賀県は新年度から、琵琶湖の南湖の湖底に点在する大穴の対策に乗り出す。これまでに200カ所以上で確認されており、最も大きいものでは深さ12メートルに及ぶ。穴の底部では水質が悪化し、生態系にも悪影響を与えている恐れがあるため、県は2年かけて調査を行い、埋め戻しなどの対策を検討する。

■セタシジミなどの生息に適さず

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県によると、大穴は1960年代~2009年度の建築資材用の砂利採取でできたという。その存在は以前から知られており、07年度に県が草津市周辺の湖底約300ヘクタールを調査し、266カ所の穴やくぼみがあることを確認していた。
 
過去の調査では、対象エリア一帯の水深が2~4メートル程度だったのに対し、穴やくぼみでは6~10メートルに達し、10メートルを超える穴も10カ所あった。すべての穴の容積を合計すると230万立方メートルに上ったという。
 
県は、水深6メートル以上の穴の底付近は流れがないため酸素量が少なく、窒素やリンの濃度が高くなり、セタシジミなどの生息に適さない状況になっていると分析。南湖で時折発生する原因不明の酸素量の急低下も、穴の底の水が移動したことが原因ではないかとみる。
 
新年度は380万円の予算を確保し、一部の穴の酸素量や水温、水の流れなどを調べる。専門家を交えた対策検討会も設け、将来的には穴を埋め戻したり、すり鉢状にしたりして平らな砂地に戻すことを目指す。
 
27日の県議会で、岩佐弘明県議(自民党)の質問に対し、県は穴を改善すれば直近で53トンだったセタシジミの漁獲量を30トン程度増やせる可能性もあると説明。三日月大造知事は「長期にわたる取り組みにはなるが、南湖がかつてのような『魚のゆりかご』として再生できるように進めていきたい」と述べた。

南湖の湖底の垂直断面を表した図。大きくへこんだ部分が穴(県提供)
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20190228-00010001-kyt-000-view.jpg 

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1: しじみ ★ 2019/02/27(水) 14:54:16.79 ID:CAP_USER
日本の食卓に欠かせないサケの漁獲が激減している。
すしネタなどで人気の、サケの卵、イクラも、10年で5割ほど価格が上昇。日本が頼ってきたサケの「ふ化放流事業」が行き詰まりを見せている。
こうしたなか、サケの繁殖に関する新たな事実が明らかになった。漁獲量回復の切り札となれるのか。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/K10011825001_1902251147_1902251314_01_02.jpg
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(中略)

■“常識外れ”の発見


なにか、漁獲を増やす手だてはないか?

国の研究機関がことし1月、最新の技術を使った調査結果をまとめた。調べたのは、放流された稚魚と、捕獲を逃れて自然に生まれ育った稚魚が川に戻ってくる割合の違いだ。
自然の稚魚は、体重が0.4から0.5グラムほどと、人工ふ化でエサを与えられて育てられた稚魚に比べて、体の大きさが半分ほどしかない。このため、たとえ海に下っても、十分に泳げなかったり、天敵に食べられてしまったりすると考えられてきた。しかし、調査は“常識外れ”の結果をもたらした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/K10011825001_1902251237_1902251314_01_09.jpg
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自然に生まれ育った稚魚が川に戻る確率が0.22%から0.86%だったのに対して、放流したものは0.17%から1.29%。
ほぼ同じ割合で川に戻ってきていたことが分かった。
さらに、調査した5年のうち3年で、むしろ「自然のもの」が上回った。
水産研究・教育機構の森田健太郎主任研究員は「自然生まれの稚魚は見た目がすごく小さいので、本当にちゃんと帰ってくるのか疑問だったが、統計的には違いはないんだ、とわかって、『そうだったのか』と改めて実感した」と言う。

■新事実の背景に新技術

耳石の顕微鏡写真
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/K10011825001_1902251237_1902251314_01_11.jpg
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なぜ、今になって、こんな事実が明らかになったのか。

そのカギは、「耳石温度標識」と呼ばれる新技術だ。魚の頭には、「耳石」と呼ばれる小さな石のような組織があり、成長する過程で水温が変化すると、木の年輪のように印が刻まれる。
こうした特徴を利用し、ふ化の前後に水温を4度下げると、「耳石」に黒いリングができ、それを「バーコード」のような標識として用いる。

水産研究・教育機構では、北海道の千歳川で平成18年以降、放流される稚魚全てにこの標識を付けていて、自然生まれの稚魚との比較が可能になったのだ。

■ふ化放流に使われないサケの存在

ふ化放流事業は、サケを卵からかえす効果は大きく、自然のサケの4倍ほどの確率でふ化させることができる。

ただ、川で捕獲したサケのうち、ふ化放流事業に使われるのは、実は、およそ半数程度。漁獲が多かった15年ほど前には、およそ4分の3が使われなかったこともある。

ふ化場の水槽など施設にかぎりがあることや、人手不足などが原因だ。こうした、使われないサケを捕獲せずに、自然に任せれば、戻ってくるサケが増加し、漁獲も増えると、専門家は提言する。
森田主任研究員は「放流する数は増やすことができないとしても、稚魚が海に出る数が、最大で5割ほど増やせる可能性があるので、その分、帰ってくるサケの資源量も増えるのではないか」としている。

■北海道では新たな取り組み

サケの漁獲が盛んな北海道では、こうした自然産卵を促す試験的な取り組みが始まっている。

日高地方で、複数のふ化場を運営する日高管内さけ・ます増殖事業協会を訪ねた。
川面が凍るほどの厳しい寒さの中、清水勝専務理事に案内して頂いたのは、日高町を流れる沙流川の中流だ。

川をふさいでサケを捕獲する装置「ウライ」があったが、撤去して、サケが自由に上ってこられるようにしたという。川の中には、わずかに残った鉄骨が立ち、近くのふ化場には、撤去した装置が置かれていた。
ふ化場があるのに、捕獲装置を撤去して大丈夫なのだろうか。清水さんは、すぐ横の支流を指さした。
その支流は、ふ化場につながっていて、サケたちは、自ら支流を上って、ふ化場に入っていくという。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/K10011825001_1902251333_1902251334_01_15.jpg
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サケの「母川回帰能力」は支流まで見分ける力があり、その分で、人工授精に必要なサケはまかなえるのだという。

続きはソースで

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190225/k10011825001000.html

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1: しじみ ★ 2019/02/15(金) 13:04:13.88 ID:CAP_USER
 まさか自分の探しているナマズが皿にのせられて出てくるとは、レスリー・デ・ソウザ氏は思っていなかった。

 米フィールド自然史博物館の保全生物学者であるデ・ソウザ氏は当時、南米のアマゾン川とオリノコ川の流域でプレコと呼ばれるナマズの仲間を探していた。一日中網で川の泥をすくってキャンプに戻ると、現地ガイドが食事を作ってくれた。カピバラにワニ、そして吸盤状の口と固い体をした魚料理だ。

「色々食べましたよ。出されたものは何でもいただきます」。研究対象のナマズを自分が食べてしまったのではないかと気づいたのは、そのときだった。

 オリノコ川流域とその周辺を調査すること15年。デ・ソウザ氏と米オーバーン大学魚類学者のジョナサン・アームブラスター氏は、新種のプレコ6種を発見、2月7日付けの動物分類学専門誌「Zootaxa」に発表した。

 今回、新種として記載されたのはアンキストルス属のプレコ6種。体は鎧のように固く、頭はとげで覆われている。脅威を感じると、とげを大きくして身を守る。変身して戦うこのナマズを、デ・ソウザ氏は「魚のスーパーヒーロー」と呼ぶ。

 アメリカ自然史博物館の魚類学者ネイサン・ルジャン氏は、デ・ソウザ氏の論文を評価して「このグループのナマズに関しては最も包括的な研究です。研究がとても難しいグループなんです。ほかの研究者たちにも大いに役立つでしょう」と語った。ルジャン氏は、今回の研究には参加していない。

■多様なナマズ、形も模様もさまざま

 ナマズは、地球上の魚類のなかでも特に多様性に富んだ魚である。新たな発見により、アンキストルス属を含むロリカリア科のナマズは1000種近くに増えた。アンキストルス属は、頭のとげのほかにも、オスの口の周りに大きな球根状のひげが生えている。また、卵を守るのはオスで、生まれた稚魚の世話をする。交尾相手を探すメスは、子育て未経験者よりも経験者のオスを好むため、子どもがいないオスはひげを蓄えることで、口の周りに稚魚がいるように見せかけ、メスの気を引こうとしているのではないかと、専門家は考えている。

「メスに、この男なら良い子どもを育ててくれるかもしれないと思わせるんです」と、デ・ソウザ氏は説明する。

 プレコが生息するアマゾン川やオリノコ川は、アクセスが比較的困難という事情もあるが、それ以上に種の同定を困難にしているのは、見分けがつきにくいことだ。プレコは、アマゾンではありふれた魚で、地元の人々によく食べられている。しかし、同じ種であっても個体によって大きさも形も、色も様々だ。別の種なのに外見がそっくりということもある。おまけに、博物館に所蔵されている標本の多くが100年近く前に採集されたもので、保存液に長年入れられている間に退色し、特徴的な模様が見えにくくなってしまっている。デ・ソウザ氏は、種を判別するのにこの模様に頼ることが多い。

「このような状態で研究するのは大変です。テーブルに山のように魚が乗せられた状態では、種を区別するのにどこで線を引いたらいいかを判断するのも一苦労です」と、ルジャン氏は言う。

■レスリー・デ・ソウザ氏らが発見したブリスルノーズの新種。デ・ソウザ氏の研究仲間で、今は亡きオスカー・レオン・メタ氏を記念して、アンキストラス・レオニ(Ancistrus leoni)と名付けられた。
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続きはソースで

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/021400103/

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