動物愛好net

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Category: 淡水生物

1: 氷菓 ★ 2020/03/29(日) 11:22:34.36 ID:oG/AeTSd9

 自然環境とは無縁とも思える福岡市中央区天神のジュンク堂書店福岡店で、絶滅危惧種の「オンガスジシマドジョウ」の稚魚が生まれた。専門家によると、水槽内で自然繁殖したのは世界初とみられるという。これまで世話をしてきた書店員は思わぬ出来事に驚いている。

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 オンガスジシマドジョウはスジシマドジョウの仲間で、福岡県内の遠賀川水系のみに生息し、体長は約10センチ。環境省のレッドリストでは近い将来、野生での絶滅の危険性が高い「絶滅危惧IB類」に分類されている。2012年に県保健環境研究所(同県太宰府市)の研究員でドジョウ研究をしている中島淳さん(42)が命名した。

 ジュンク堂書店福岡店にオンガスジシマドジョウがやって来たのは16年1月。中島さんの著書をPRするため、水辺の生き物の愛好家らでつくるNPO法人「北九州・魚部」が持ち込んだ。

 当初は魚部の福岡市内のメンバーらが世話をしていたが徐々に足が遠ざかり、書店員が世話をすることに。ドジョウの餌を1~2日に1回与え、水が減れば水を足すほかは特別なことはしていなかった。

 飼育を始めて4年が経過しようとしていた19年12月末。書店員が成魚4匹のほかに小さな生き物がいるのに気づいた。連絡を受けた魚部の理事長、井上大輔さん(49)が駆けつけ、中島さんが写真で稚魚と確認した。

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 副店長の福田雄克さん(38)によると、稚魚は当初は4~5匹いたが現在確認できるのは2匹で、体長は2センチ程度という。井上さんは「本屋の水槽で繁殖するなんて訳がわからない」、福田さんは稚魚を見た時「『生まれた、生まれた』という感じだった。特に飼育していてメリットもないが、ドジョウ目当てに来る人もいる。こんなに宣伝になったのは初めて」と笑う。

 4月4日午後4時、天神カンファレンスセンターで、中島さんの講演会「日本の水生昆虫はすばらしい」がある。

https://mainichi.jp/articles/20200329/k00/00m/040/027000c


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1: しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★ 2020/03/28(土) 17:58:02.02 ID:CAP_USER

→グッピーのオスは、兄弟の恋敵を追い払う習性を持つことが判明
→兄弟の求愛を手助けすることで、自分と同じ遺伝子の繁殖成功に貢献している

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フロリダ州立大学の研究により、グッピーのオスは、兄弟たちの「恋のキューピッド」をつとめることが判明しました。

グッピーの世界では、オスがメスにアピールしていると、他のオスがやってきて邪魔することがよくあります。

しかし、オスの兄弟たちは、弟や兄の邪魔をする恋のライバルを追い払うことで血縁者の繁殖を手助けしていたのです。

これまでの研究で、メスが近親交配を避けるために血縁認識(kin recognition)することは分かっていましたが、オスの血縁認識が繁殖プロセスに貢献していることが証明されたのは今回が初めてです。

研究の詳細は、3月16日付けで「Nature Ecology & Evolution」に掲載されています。

Males optimally balance selfish and kin-selected strategies of sexual competition in the guppy
https://www.nature.com/articles/s41559-020-1152-3

■兄弟を助けるのは「同じ遺伝子」を拡散するため?

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グッピーのオスは、メスに好意を示す際、踊りのようなパフォーマンスを披露します。そこでメスが興味を持てば、カップル成立です。

しかし、他のオスが間に割って入ることがしばしばあります。そうなるとアピールは失敗し、反対に邪魔をしたオスの功績が認められ、意中の相手を横取りされることもあるのです。

こうした求愛行動や阻害行動はすべて、自らの適応度(fitness)を最大化させる目的を持っています。

適応度とは、生物個体が、自分の生活環境にどれだけ適応できているかを示す能力値であり、適応度が高いほど繁殖の成功率も上がります。

それでは、オスのグッピーの場合、求愛を邪魔する「阻害行動」と兄弟を助ける「補助行動」とでは、どちらが適応度を最大化しているでしょうか。

研究チームは、数学的モデルを作成し、どちらがより適応度を最大化させるかを検証しました。

12グループ、計600匹以上のトリニダード・グッピーを用いて調べた結果、兄弟の補助行動の方がオスの適応度を高めることが判明しました。

観察されたオスのグッピーには、兄弟の恋敵を追い払うだけでなく、兄弟の求愛を邪魔しない行動がよく見られました。

生物の繁殖にとって重要なのは、いかに自分の遺伝子を次世代に多く伝えるかです。

オスの兄弟たちは、言うまでもなく同じ遺伝子を共有しています。つまり、恋敵を排除すること、あるいは兄弟と同じ相手を争わないことで、自分たちの遺伝子はより広範囲に拡大し、引いては自分の繁殖利益にも繋がるのです。

研究主任のダニエル・ミッチェル氏は「今回の発見は、オスのグッピーが血縁認識を繁殖プロセスに利用している点で重要ですし、また、血縁者の交配を助けることで、同じ遺伝子の繁殖を促す『血縁選択説』を支持する点でも重要なもの」と話しています。

https://nazology.net/archives/55111?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter


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1: 一般国民 ★ 2020/03/12(木) 17:40:45.29 ID:CAP_USER

愛情ホルモンが左右するメダカの異性の好み ~オスとメスで逆に働くオキシトシン~

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メダカが親密な異性を好む性質は,オキシトシンホルモンによって制御されていることを解明。
・オキシトシン遺伝子を壊すと,メスでは好みが消失し,オスでは親密なメスを好むようになる。
・メダカの基礎研究から親密な異性への好みや性差を生み出す機構の解明に期待。

北海道大学大学院薬学研究院の横井佐織助教,岡山大学大学院自然科学研究科の竹内秀明特任教授/東北大学大学院生命科学研究科教授(併任)及び基礎生物学研究所などの研究グループは,
メダカが親密な異性を好むか否かをオキシトシンが制御していることを明らかにしました。

メダカのメスには「そばにいたオス」を目で見て記憶し,そのオスの求愛を積極的に受け入れる傾向がある一方,オスは親密度に関係なくメスに求愛します。
本研究では,「愛情ホルモン」として知られるオキシトシンに着目し,メダカでの異性の好みに対する効果を検証しました。オキシトシン遺伝子を壊したメダカを用いて実験をしたところ,
メスではオスに対する好みが消失し,見知らぬオスを積極的に受け入れましたが,オスでは三者関係(オス,オス,メス)において,初対面のメスには無関心である一方,
親密なメスに対してはライバルオスを追い払ってメスのそばにいる様子が観察されました。
ヒトなどでは,オキシトシンには親密な他者に対する愛着を強める働きがあるとされていますが,メダカのオスでは逆に愛着を下げる方向に働くことが明らかとなりました。
このことから,オキシトシンが動物種や性別によって「愛情ホルモン」以外の働きを持つと考えられます。

行動異常を示したメダカの脳ではいくつかの遺伝子の発現量に顕著な変化があり,その遺伝子は ヒトにも存在したことから,
メダカの基礎研究からオキシトシンが親密な他者に対する愛着を制御 する仕組みや性差を生み出す仕組みが明らかになることが期待されます。

なお,本研究成果は日本時間2020年2月18日(火)午前5時(米国東部時間2020年2月17日(月)午後3時)公開のProceedings of the National Academy of Sciences誌に掲載される予定です。

【背景】
オキシトシンは,母子関係やパートナーとの絆形成に重要であり,近年「愛情ホルモン」として注目されています。
しかし,「親密な異性を好むように働く」というオキシトシンの効果は,ごく一部の動物でしか確認されていませんでした。
そこで本研究では,親密度が異性の好みに影響を与えるメダカを用いて,この疑問に応えることにしました。
これまでに研究グループは,メダカのメスは「そばにいたオス」を目で見て記憶し,そのオスの求愛を積極的に受け入れる傾向にある一方,オスは親密度に関係なくメスに求愛をすることを見出していました(p.1図:正常メダカ)。

【研究手法】
ゲノム編集技術*1によって機能的なオキシトシンを合成できないメダカ(オキシトシン欠損メダカ)を作製し,その異性に対する好みを検証しました。
検証にあたっては,メスではオスの求愛を受け入れるまでの時間を測定し,見知ったオスをすぐに受け入れる傾向が観察されるかどうかを,
オスでは求愛行動や,オス,オス,メスの三者関係において,オスがライバルオスを追い払いメスを守る行動 (配偶者防衛行動) に変化が生じるかを調査しました。
さらに次世代シーケンサー*2を用いて,オキシトシン欠損が脳における全遺伝子の発現に与える影響を評価し,オキシトシンの制御を受ける一連の遺伝子群を同定しました。

【研究成果】
メスのオキシトシン欠損メダカは「見知らぬオス」の求愛もすぐに受け入れ,「親密なオスを好む」性質を失っていました。一方,オスでは,初対面のメスに対してあまり求愛しませんでしたが,
初対面のメスと同じ水槽で20日程度飼育(親密化)したところ,求愛をするようになりました。

※■以下略、続きはソースをご覧ください。

https://www.nibb.ac.jp/press/2020/02/18.html
大学共同利用機関法人 自然科学研究機構基礎生物学研究所


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1: ひよこ ★ [ZA] 2020/03/02(月) 14:54:51.63 ID:CAP_USER9
https://www.cnn.co.jp/fringe/35150109.html
2020.03.02 Mon posted at 14:45 JST

州の記録を塗り替える巨大なレイクトラウトを釣り上げたトーマス・ナイトさん/New Hampshire Fish and Game

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(CNN) 米ニューハンプシャー州でこのほど、イワナの一種であるレイクトラウトを釣りに出かけた男性が重さ約17キロに達する大物を釣り上げる出来事があった。州内で釣られた最重量の記録を62年ぶりに塗り替えたという。

事前の予想を上回る大物を仕留めたのは、同州メレディスに住むトーマス・ナイトさん。これまでの州内の記録は1958年に釣れた約12.7キロのレイクトラウトだったが、今回はこれを一気に4キロ以上更新した形だ。

CNNの取材に答えたナイトさんは、リールを巻く前から大物だとわかったと当時の状況を振り返る。ラインがものすごい強さで引っ張られたことで、アドレナリンが一気に噴出。ラインを切られないようにあらゆる手を尽くしながら、相手が消耗するのを待ったという。

重さ約17キロのレイクトラウトを持つナイトさん(右)/Cynthia Baker 
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魚を釣り上げると、ナイトさんはそれを直ちに雪と一緒にクーラーボックスに入れ、州の魚類野生生物局へ連絡。その後、魚類を担当する生物学者が現場に現れ、新記録の達成を確認した。同生物学者によると、ニューハンプシャー州のみならずニューイングランド地方全域でも、これまで釣られた中で最大のレイクトラウトだという。

58歳のナイトさんは漁師として25年間、タイセイヨウクロマグロの漁に携わってきた。股関節の手術を2度受けてマグロ漁からは引退したものの、魚を捕るのは相変わらず大好きで、現在も多くの時間を費やして釣りの技術向上に励んでいる。今回の記録更新は「自分にとってのすべて」であり、「まさにこれまでの努力が報われた結果だ」と喜んだ。

ナイトさんは釣り上げたレイクトラウトを剥製(はくせい)にして保存。友人のレストランで2年間飾った後、自らの手元に置くつもりだという。


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1: しじみ ◆fbtBqopam767 しじみ ★ 2020/01/15(水) 09:09:48.37 ID:rFddYivf9
→アフリカ中部を流れるコンゴ川の下流域では、瀕死か死んだ状態でしか見つからない魚が頻繁に目撃される
→コンゴ下流域は、調査の結果、水深200mを誇る世界最深の川であることが判明し、魚の死因にも関連していた

アフリカ大陸のど真ん中を流れ、大西洋に至るコンゴ川は、長さ4700kmを誇る世界有数の巨大河川です。

10年以上つづく調査により、コンゴ川に不思議な場所が存在することが分かっています。
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大西洋にほど近いコンゴ下流域では、川魚の多くが瀕死か死んだ状態でしか発見されません。

この謎を解明する中で、コンゴ下流域は、世界で一番深い川であることが判明しました。しかも、瀕死の原因はこの深さにこそあったのです。
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この研究は2019年12月に開催されたアメリカ地球物理学連合の学会で発表されました。

■死因は「減圧症」だった?

アメリカ自然史博物館の魚類学専門家メラニー・スティアシー氏と研究チームは、大西洋近くのコンゴ下流域を約322kmにわたり調査しました。

コンゴ下流は、中流域から高度が一気に下がるため、激流ポイントが多いことで知られます。この場所の深さを熟練したカヤック乗りに協力してもらい調べた結果、水深は200mを超えており、世界で最も深い川であることが判明しました。

さらに、下流域では300種以上の魚が発見されていますが、不可思議な点は、瀕死か死骸でしか発見されない魚がいることです。

しかも、この魚たちは、上流や中流に生息する川魚とは違い、独自の進化ルートにあると予測できます。その内の1種の「Lamprologus lethops」(上記画像)は、盲目で色素がなく、洞窟に生息する魚に近似しています。しかし、近くに洞窟はありません。

スティアシー氏は、これについて「コンゴ下流の激流が、水中に障壁を作ることで同地の魚たちを孤立させ、新種を生み出している」と推測します。

また、かろうじて生きている魚を観察すると、皮下やエラで泡が形成される様子が発見されました。これは「減圧症」の兆候を示しています。減圧症とは、減圧に伴い体内にあるガスが、血管内や体組織内に作られて生じる障害です。

これを放っておくと、虚血状態に陥り、死に至ります。

調査データは、コンゴ下流に強い水流サイクルが存在することを示しており、川底から水面に向かって水流が激しく上昇するポイントがあります。

つまり、深部に生息する魚がこの上昇流に飲み込まれると、急激な圧力低下を引き起こし、減圧症にかかるというわけです。

コンゴ下流は、世界最深の川であると同時に、生物にとって過酷な環境なのです。

https://nazology.net/archives/50449


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