動物愛好net

動物に関する情報、ニュース等を中心とした2ちゃんねるまとめブログになります。

Category: 淡水生物

1: しじみ ★ 2019/04/26(金) 20:20:54.87 ID:CAP_USER
国内に広く生息する川魚「カマツカ」に、新種2種が含まれていたことを、関西学院高等部の富永浩史教諭らが発見した。泳ぎが得意な種を「ナガレカマツカ(学名=シュードゴビオ・アガソネクトリス)」、うろこが金銀に光って見えることがある種を「スナゴカマツカ(学名=シュードゴビオ・ポリスティクタ)」と名付けた。論文が日本魚類学会誌の電子版で公開された。

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 カマツカは、最大で体長20センチになるコイ科の淡水魚。北海道と沖縄県を除く各地にすむ。富永さんは高校生の時、川を泳ぐカマツカの中に、形がわずかに異なる魚がいることに気づいた。その後、全国を巡り、遺伝子の特徴などを研究。西日本に2種、東日本に1種の計3種がいる可能性を突き止め、2016年に論文で発表した。

 さらに今回、江戸時代に来日した医師シーボルトがオランダに持ち帰った標本を元に国内外のカマツカ約200匹を調べ、唇やひげの長さ、胸びれの形状、体の模様の違いを調べた。その結果、西日本に多い「ナガレカマツカ」と東日本の「スナゴカマツカ」がそれぞれ新種と判明したという。

 富永さんは今後も高校に勤めながら研究を続ける。「一部の川では交雑も確認されている。3種に分かれたはずの魚がまた交雑する環境要因などを調べたい」と話す。
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朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM4T5GJTM4TPLBJ00H.html

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1: しじみ ★ 2019/04/20(土) 20:45:18.42 ID:CAP_USER
鹿児島県の奄美大島だけに生息するリュウキュウアユなど希少な水生生物の保護を目的に、島内5市町村でつくる自然保護協議会が同島の河川で進めるコイなどの外来種に関する分布調査と駆除事業の2018年度報告書がまとまった。3市町村でコイ16匹を含め4種46匹を捕獲。一部の河川ではコイの繁殖が続いているとみられ、報告書では完全駆除に向けた取り組みの継続とともに、「住民に移入種を遺棄しないように周知が必要」と指摘している。

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 コイは川や池、湖などに生息する大型の淡水魚。国内では琵琶湖など一部を除き大半が外来種。水質浄化などを目的に、かつて全国で盛んに放流が行われた。雑食で生態系に影響を及ぼす恐れがあり、国際自然保護連合(IUCN)の「世界の侵略的外来種ワースト100」に含まれる。 

 同島では1995年、住用川の上流にある大和村の親水施設でコイ、フナの計1500匹が放流された。その後、駆除が行われたものの、残った個体が下流に流れて定着した。コイのほか島内の河川では養殖場から逃げ出した外来種のスッポンやティラピアなども定着しており、生態系への影響が懸念されている。

 奄美市は2015年度、新住用川ダム周辺(住用町)でコイの増殖が確認されたため駆除に着手。16年度以降、同協議会がアユの生息する主要な河川でコイなどの水生移入生物の根絶に向けて事業を進めている。

 事業は奄美海洋生物研究会が受託し、奄美リュウキュウアユ保全研究会の協力で実施。18年度は住用川と役勝川(奄美市)、大美川(龍郷町)、河内川(宇検村)などを対象に調査と駆除を行った。

 コイは同ダム周辺や大美川のほか、宇検村総合運動公園内の水路で10匹が捕まった。この水路での捕獲は初めてで、飼育されていた個体とみられる。住用川以外の4河川でスッポン12匹、ナイルティラピア16匹、アカミミガメ2匹を捕獲した。

 ダム周辺のコイの捕獲数は16年度23匹、17年度12匹と減少し、上流側では姿が見られなくなった。一方、小型の個体も捕獲されていることから繁殖が続いているとみられ、報告書では集中的な駆除が必要と指摘している。

 海洋生物研究会の興克樹会長は「身近な川にも奄美の希少な水生生物がいる。本来いるべき在来の魚がいる河川を守る意識が必要と知ってほしい」と語った。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190416-00010002-nankainn-l46

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1: しじみ ★ 2019/04/07(日) 17:38:32.21 ID:CAP_USER
東京農業大学、千葉県立中央博物館、首都大学東京、NPO法人「森は海の恋人」(宮城県気仙沼市)からなる研究グループが、気仙沼市の河川でエビ類(十脚目甲殻類)の新種を発見。国内在来の淡水性種として2種目になる。

 研究グループは、東日本大震災の津波と地盤沈下によって創出された湿地とその周辺水域の保全を主目的とした調査の一環で、2012年から宮城県気仙沼市において底生動物(ベントス)相のモニタリングを行っている。その過程で、東京農業大学の加藤木侑一博士後期課程1年生が、スジエビ属に分類されるが、これまでに報告のない形態的特徴を持ったエビを採集した。

 このエビは国内に広く分布するスジエビ属のスジエビ、いわゆる「川えび」に形態的に酷似するが胸脚のハサミ部がスジエビよりも長い。千葉県立中央博物館の駒井智幸博士が標本を精査した結果、新種と判明した。結果は分子系統解析からも支持されている。

 千葉県立中央博物館と国立科学博物館が所蔵する標本、さらに日本DNAデータバンク(DDBJ)登録の塩基配列情報から、本新種は北海道から兵庫県までの日本海側と青森県から宮城県までの太平洋側に分布することが分かった。学名は北海道から東北地方という「北方の」分布を考慮し、「キタノスジエビ(Palaemon septemtrionalis)」とした。

 スジエビ属のエビは世界で87種、日本国内では在来11種と外来種チュウゴクスジエビの計12種が報告されている。このうち河川や湖沼に生息する淡水性種はチュウゴクスジエビを除けばスジエビだけで、今回発見したキタノスジエビは2種目の国内在来の淡水性種となる。今回の成果は進化的観点・保全的観点から興味深く、今後はその生態特性を解明していくとしている。


https://research-er.jp/img/article/20190403/20190403155102.png 
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https://research-er.jp/articles/view/78566

論文情報:【Zootaxa】A new freshwater shrimp species of the genus Palaemon Weber, 1795 (Decapoda:Caridea: Palaemonidae) from northeastern Japan
https://biotaxa.org/Zootaxa/article/view/zootaxa.4576.2.2

https://univ-journal.jp/25398/

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1: しじみ ★ 2019/04/04(木) 21:01:56.49 ID:CAP_USER
琉球大学は1日、「世界のワースト外来種100」に選定されている小魚「カダヤシ」を、グッピーが駆逐するメカニズムを解明したと発表した。カダヤシの雌とグッピーの雌が似ているため、グッピーの雄が間違えて交尾し、稚魚が生まれなくなるという。この「繁殖干渉」という現象が卵胎生魚(卵を産まず、体内で稚魚をかえす魚)で起こることを実証できたのは世界初。グッピーでカダヤシを駆除できる可能性を見いだした発見で、カダヤシに生息域を脅かされている沖縄県内のミナミメダカ(通称リュウキュウメダカ)にとって朗報となりそうだ。 

※グッピー
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※カダヤシ
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 研究したのは、琉大戦略的研究プロジェクトセンターの鶴井香織特命助教と辻瑞樹農学部教授らのチーム。県内50地点でカダヤシとグッピーの捕獲調査をした結果、カダヤシはグッピーがいないか、少ない場所にのみ生息していることが判明した。

 さらに、水槽で実験したところ、カダヤシの雌がグッピーの雄と同居した時にだけ、産む稚魚の数が減少することを確認した。

 グッピーの雄を使ってカダヤシを根絶する手法を確立するため、研究チームは屋外プールでの実証実験や稚魚の数が減る生理学的な解明を進めている。


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琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-897496.html

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1: しじみ ★ 2019/04/03(水) 16:27:57.78 ID:CAP_USER
長崎県佐世保市の環境・建設コンサルタント、西部環境調査の中原泰彦さん(49)は新種の淡水エビを壱岐市で発見し昨年、「イキシマカワリヌマエビ」と和名が付いた。カワリヌマエビ属の新種が南西諸島以外の日本列島で発見されたのは約170年ぶり。中原さんは「夢がかなった。ほかの地域での生息も確認したい」と話す。

 湖や川にすむ淡水エビのうち、カワリヌマエビ属は卵の中で育ち、子エビの状態で生まれる特徴がある。日本本土ではミナミヌマエビが在来種として生息。しかし観賞用の生物の放流や温暖化の影響で外来種との交雑が進み、純系の個体が消えつつあることが問題になっていた。

 淡水エビの研究が専門の中原さんとイキシマカワリヌマエビの“出合い”は2013年。希少動植物に関する長崎県のモニタリング調査で壱岐市を訪れた。用水路や池などにすむ甲殻類を調べていると、山間部の小川でミナミヌマエビよりも一回り小さいエビを発見。白地に茶色のまだら模様で、知っているエビとは違った。

 「新種ではないか」。当時、ミナミヌマエビの純系を見つける研究に参加していた中原さんは、台湾とシンガポールの共同研究者にサンプルを提供。DNAと体の構造を分析し、2017年に新種として論文を発表した。壱岐島は近くの対馬島と比べ九州から分離した時期が遅かったため、固有の生物はいないとされていた。「(新種を発見した)うれしさと驚きはあったが、初心に帰ってつぶさに観察しなければ本当のことは分からないと、改めて学んだ」と振り返る。

 今後は、ほかの地域でイキシマカワリヌマエビの生息を確認することを目指している。一方で、壱岐島内の発見場所では数十匹から数匹程度に個体数が減り、ほかのエビも見つかるようになった。「守るためには注視し続けなければならない。『壱岐に固有種はいない』という定説がどうなっていくのか知りたい」と前を見据えた。

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https://this.kiji.is/485975471931802721?c=39546741839462401

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