動物愛好net

動物に関する情報、ニュース等を中心とした2ちゃんねるまとめブログになります。

1: 2020/07/02(木) 23:25:56.29
日本の沖縄美ら島(ちゅらしま)研究センターの富田氏らによって、ジンベイザメの目が3000本の小さな歯で覆われていることが明らかにされました。

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陸生及び水生の脊椎動物は、目をまぶたや瞬膜で覆うことで保護しています。

また、まぶたや瞬膜をもたない無脊椎動物(カタツムリなど)は、目を頭部に引き込むなどして保護しているのです。

しかし研究者が調べたところ、ジンベイザメは脊椎動物でありながら、まぶたも瞬膜も持っておらず、代わりに無数の細かな歯からなる装甲で目を保護すると共に、無脊椎動物のように目全体を頭部に引き込む能力があると判明しました。

ジンベイザメはどのように歯を使って、目を保護しているのでしょうか。

■ ジンベイザメの目は歯で守られている

ジンベイザメの目は頭部の左右に突き出ており損傷に対して脆弱である

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ジンベイザメは最大の魚類であり、全長は18mを超え、その目は上の図のように頭部の左右に突き出るように配置されています。

ですが突き出た目は損傷に対して非常に脆弱であり、他のサメのように瞬膜では十分に保護できません。

そこで研究者は水中超音波検査と断層撮影などの手法を駆使して、生きている標本と死んだ標本の両方を分析することで、ジンベイザメの目の謎に迫ろうとしました。

目の周囲を守る硬い表皮には歯がビッシリとはえている。今回の研究では2900個の歯が確認された

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結果、意外な事実が判明します。

ジンベイザメの目の周辺は凝集した約3000個の細かい歯で覆われていることがわかったのです。

細かな歯の一つ一つは上から見ると木の歯のような形をしており、内部には血管や神経の通り道と考えられる空洞があいていました。

一つ一つの歯をみてみると、他の動物の歯と似ていることがわかる

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底の部分に欠陥と神経が通ると考えられる穴がみえる
これらの歯はエナメル質で覆われ、内部には血管と神経が通る穴があると考えられます。

また形状も、通常のサメの皮膚にみられる歯状構造とは異なり、水の抵抗を考慮してものではなく、防御などの機械的保護のために存在しているのでしょう。

引っ込めて隠すこともできる

重装甲の目は引っ込めて隠すこともできる
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今回の研究では生きた標本に対する調査も行われました。

ジンベイザメは絶滅危惧種ですが、日本の沖縄にある美ら海(ちゅらうみ)水族館ではジンベイザメの安定的な飼育が成功しています。

結果、動画のように、ジンベイザメは脅威が迫った場合には目を頭の中に引き込めることがわかりました。

目を守るための専門の装甲を備えるだけでなく、任意で引き込んで隠すことができる動物は、これまで知られていません。

現在、サメにとって重要なのはなにより嗅覚であり、視覚は重要ではないと考えられています。

しかしジンベイザメは自分の目に対して、強固で徹底した保護を行っており、既存の説とは相いれない結果となりました。

研究者は今後、サメの視覚能力を調査することで、サメにとって視覚がどれほど重要かを調査していく予定です。

研究内容は日本の沖縄美ら島(ちゅらしま)研究センターのTaketeru Tomita氏らによってまとめられ、6月29日に学術雑誌「PLOS ONE」に掲載されました。

続きはソースで
https://nazology.net/archives/63679
【関連記事】
ジンベエザメは100歳まで生きるかもしれない、研究
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1: 2020/07/02(木) 19:40:11.99 _USER
アフリカ南部のボツワナ共和国で350頭以上のゾウが不審な死を遂げるという事件が発生しています。その原因として真っ先に挙げられる密猟や炭疽(たんそ)菌の可能性は否定されているとのことです。

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Botswana probes mysterious death of 12 elephants
https://phys.org/news/2020-05-botswana-probes-mysterious-death-elephants.html

Hundreds of elephants dead in mysterious mass die-off | Environment | The Guardian
https://www.theguardian.com/environment/2020/jul/01/more-than-350-elephants-dead-in-mysterious-mass-die-off-botswana-aoe

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2020年5月上旬、ボツワナ北部に位置するカラハリ砂漠のオカバンゴ・デルタでゾウ12頭の死骸が見つかりました。ボツワナ観光省が調査に乗り出しましたが、記事作成時点で死因は不明とのこと。全ての死骸は無傷で象牙が残されていたことから、「密猟」の可能性は否定されました。

ゾウの不審死はその後も続発し、5月末の段階では169頭、6月中旬には350頭に達しました。匿名の情報提供者によると、ゾウの死骸の70%は水飲み場近辺で発見されたとのこと。

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この大量死はオカバンゴ・デルタ内だけで確認されている現象です。全ての年齢およびメス・オス両方のゾウの死骸が確認されており、ゾウの神経障害の兆候を示す「円を描いて歩き回る」行動の目撃例が報告されていることから、専門家は「前例のない自然現象」の可能性もあり得ると回答しています。所見によると、一部の死骸には急死した兆候が見られていますが、その他の死骸には周囲をうろついてから死んだ後が残されており、時間を掛けて死に至ったと見られています。専門家は死に至るまでの過程が一致しないとして、詳しい検査が必要だと主張しています。

しかし、2020年5月末に確認されたこの大量死は、7月に至ってもサンプル検査が行われていません。その原因について、ボツワナの国立公園・野生生物局のシリル・タオロ局長代理は「新型コロナウイルス感染症による輸送制限が原因で、検査機関にサンプルを送るのが難しい状況です」だと回答。「7月中旬までに検査結果が出れば」と述べました。

自然環境や文化財を観光の対象にするエコツーリズムは、ボツワナのGDPの10~12%を締めており、ダイヤモンドに次いで国内2位の規模の産業です。今回の不審死が発生したオカバンゴ・デルタにはボツワナ全体の10%である約1万5000頭のゾウが生息しており、不審死が続けばボツワナの観光産業が打撃を受ける可能性も指摘されています。

https://gigazine.net/news/20200702-hundreds-elephants-mysterious-dead-botswana/
【関連記事】
【タイ】ゾウ6頭が滝に落ちて死ぬ、仲間を助けようとして立ち往生の2頭を救出
http://doubutsunet.com/archives/19632726.html
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1: 2020/07/02(木) 08:21:30.47 _USER
南半球に広く生息するペンギンの歴史は古く、最古のペンギン(ワイマヌ・マネリンギ)は6200万年前まで遡ります。

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それから現代にいたるまでペンギンは、南半球を中心に進化を遂げてきました。北半球に最も近い場所にいるのは、ガラパゴスペンギンのみです。

ところが最新研究で、3700万年前の北半球に、太古のペンギンと瓜ふたつの生物が存在したことが明らかになりました。

その生物は「Plotopterid」という飛べない鳥類で、日本、アメリカ、カナダで化石が見つかっています。

■種が違うのに瓜ふたつ

北半球に存在したPlotopteridの生息年代は、最古のペンギンよりずっと遅く、約3700〜3400万年前と言われています。また、現代まで生きるペンギンとは異なり、少なくとも2500万年前には絶滅しました。

研究では、Plotopteridの化石を、カンタベリー博物館(ニュージーランド)所蔵のワイマヌ・ムリワイマヌ・セキワイマヌといった太古の巨大ペンギンの化石と比較しています。

ワイマヌ種は、約6000万年前のニュージーランド付近に生息したペンギンで、全長1.6メートルを超えるものもいました。本調査では、ニュージーランド・カンタベリー北部の町ワイパラで出土した9種の古代ペンギンの化石を用いています。

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調査の結果、Plotopteridとワイマヌペンギンは、異なる時代・場所に生きたにもかかわらず、骨格や身体的特徴が非常に酷似していることが判明しました。

Plotopteridも全長1.5メートルを超える巨体で、長いくちばしに切れ目のような鼻孔、胸や肩、骨、翼の構造までペンギンの骨に近似していました。こうした特徴から、ともに泳ぎを得意とし、深い水域まで潜って狩りをしていたようです。

また、両者ともエサを求めて空中から水中に飛び込む習性を持っていた飛翔生物が祖先であった可能性が高く、時間の経過とともに、この祖先は泳ぎが得意になり、逆に空を飛べなくなっていったと思われます。

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カンタベリー博物館のポール・スコフィールド博士は「両者は時代も場所も大きく違うのに、はた目からパッと見ただけではまったく区別がつかなかったでしょう。しかし、Plotopteridは、ペンギンのような見た目ですが、決してペンギンではないのです」と話します。

実際、Plotopteridは、鵜やカツオドリと近縁であることが分かっています。つまり、Plotopteridとペンギンは、お互いの酷似した特徴をそれぞれ独自に進化させたのです。

これは「収束進化(convergent evolution)」と呼ばれるもので、遠縁にある生物が同じ環境下に置かれたとき、似たような形態的進化をすることです。例えば、モグラと昆虫のケラはまったく違う種類なのに、同じ前足を発達させています。

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当時の地球は現在と環境が大きく違っていたので、それが収束進化を生む原因となったのかもしれません。

研究の詳細は、6月29日付けで「Zoological Systematics and Evolutionary Research」に掲載されました。

Comparative osteology of the penguin‐like mid‐Cenozoic Plotopteridae and the earliest true fossil penguins, with comments on the origins of wing‐propelled diving
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jzs.12400

https://nazology.net/archives/63555
【関連記事】
身長160センチ、体重80キロ 巨大ペンギンの化石、NZで発見
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